ファッション雑誌の付録を考える仕事は、何という職業で、どのようにすれば就けるのでしょうか。
付録の企画を含む、雑誌制作全般に関わる仕事をするのは、雑誌編集者となります。
雑誌のカラーと読者のニーズを最も良くつかんでいる編集者が、企画の主導権を握って、ファッションブランドの担当者と打ち合わせをし、魅力的な付録の付いた雑誌を発行していきます。
編集者は、雑誌に載せる記事や付録の企画を立て、誌面の構成を考え、ライターに依頼をして原稿を執筆してもらい、写真やイラストの手配をし、記事のレイアウトを考え、記事内容に誤字脱字や問題点などがないかどうかチェックしたりする職業です。
編集者には、豊富な知識と発想力、文章力が求められますので、最低でも短大やマスコミ系の専門学校に進学して、一般教養や専門知識、技術などを身につけておく必要があります。
特に大手出版社や新聞社への就職を目指す場合、4年制大学を卒業していることが、ほぼ必須条件となりますので、なるべく4年制大学に進むべきです。
編集者の仕事に、直接、役立つ知識や技能が学べる大学・短大の学部・学科は、特にありません。
ただ、大学の中には、大学の校風やマスコミ対策講座の実施、マスコミ関係のサークルの充実、などの結果として、マスコミ業界への就職に強くなっている大学も存在しますので、出版関係の仕事に就きたいのであれば、そのような大学への進学を目指してみても良いでしょう。
マスコミに強い大学を探す方法としては、マスコミ業界への就職について書かれた本などを読んでみる、インターネット上の検索サイトを利用して「マスコミに強い 大学」といったキーワードで検索をしてみる、などの方法があると思います。
マスコミ業界への就職に関する専門書は、書店の店頭やネット書店などで探すことができます。
マスコミに強いと言われる大学には、伝統のある、入学難易度の高い大学が多いので、今からでも受験勉強に力を入れてみると良いと思います。
2010年08月更新