航空管制官について詳しく教えてください。
航空管制官とは、航空交通管制業務、分かりやすく言えば空の交通整理、をする職業です。日本では、国土交通省航空局の国家公務員か、自衛隊に所属する防衛省の特別職国家公務員が勤める職業となっています。
航空機の離着陸や航行の安全を維持するために、無線を通じて必要な情報や指示をパイロットに与えます。パイロットとの通話は英語で行われるため、試験では英語力も問われます。
わずかなミスが大事故につながりかねない責任の重い仕事であり、冷静な判断力と細やかな神経は欠かせません。
2001年に起きた「日本航空機駿河湾上空ニアミス事故」では、担当の指示ミスを犯した航空管制官の有罪が確定し、失職しています。
2015年02月更新
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