公立高校の野球部の監督にはどうやってなるんですか?
日本高等学校野球連盟の大会参加者資格規定第4条によれば、「参加チームの責任教師はその学校に在籍している校長、教頭、または教諭(常勤講師を含む)で、校長が適任者として委嘱したものに限る。また、監督は校長が適任者として委嘱したものに限る。」となっています。
ですので、高校の野球部の監督になりたいのであれば、高校の校長から、野球部の監督として適任である、と認められるだけの実績を挙げていけば良いことになります。
甲子園出場経験がある、大学野球やセミプロで活躍した、などの経歴があり、野球指導者としての知名度があれば、野球部の監督として招かれる可能性はあると思います。
とはいえ、公立高校の場合、予算の関係などもあり、学外から監督を招くことはなかなか難しいと思われます。そのため、実際に公立高校で監督を務めている人の多くは、高校の教師の中で最も野球に詳しい人、となっている可能性が高いと思われます。
それを考えるならば、大学で体育会系の野球部に所属して野球の経験を積みつつ、教員免許を取得して、高校教師になるのが、高校の野球部の監督になる一番の近道なのではないかと思います。
2008年12月更新