中学校の英語の先生になるためには、英検の級を取っておいた方が良いのでしょうか。 もし取っておいた方が良いのであれば、何級を取っておくと良いのでしょうか。
中学校の英語の先生になるために、実用英語技能検定試験(英検)の資格が必須ということはありません。
中学校教員(英語)の教員免許状が取得できる大学・短大に進学して、教職課程を修了し、免許状を取得すれば、中学校の英語の先生になる資格を得ることができます。
とはいえ、英語教師を目指すのであれば、英検の資格を取得するための勉強をしておいて損はありませんので、大学に入るまでに英検2級、大学入学後に英検1級、もしくは準1級を取得することを目指してみても良いと思います。また、実社会では英検よりもTOEICの点数の方が評価される場合もありますので、高度で実践的な英語力を持っていると認定されるTOEIC750点以上を目指してみても良いでしょう。
参考までに、教員免許状を取得した後、教師として就職をするまでの流れを書いておきます。
公立学校の教師を目指すのであれば、都道府県などの教育委員会が実施している教員採用試験に合格し、採用候補者として名簿に登録してもらい、採用を待つことになります。
一方、私立学校の教師を目指す場合は、私立学校の教員募集を探して学校独自の採用試験を受けてそれに合格する、自治体が実施する私学適性検査に合格する、などして、私立学校に教師として採用される必要があります。
中学校教員(英語)の教職課程を持つ大学は文部科学省の公式サイトで確認できますので、一度、覗きに行ってみることをおすすめします。
2008年10月更新