私は将来、税理士か公認会計士になるために大学進学を考えているのですが、大学の情報を集めていたところ『経営学部―経営学科』と『経済学部―経営学科』という二つの学科を見つけました。これは一体何なのでしょうか。二つの学科の違いについて教えて下さい。
同じ「経営学科」という名前を持つ学科でも、大学によって学べる内容は異なる場合が多いので、あなたが志望先の候補としている「経営学部―経営学科」と「経済学部―経営学科」とがどう違うのかついては、大学から学校パンフレットを取り寄せてみたり、公式サイトを見に行ってみたりして、あなた自身で確認してみるしかないと思います。
一般論を言えば「経営学部―経営学科」も「経済学部―経営学科」も、どちらも「経営学科」となりますので、基本的に学べる内容は似た形になると思われます。ただ、所属学部の違いによって受けられる講義が異なってくる場合も多いでしょう。
たとえば、「経済学部―経営学科」の場合、所属学部が「経済学部」になりますので、経営学以外にも、経済数学やミクロ・マクロ経済学など、経済学系の講義を受けられるかもしれません。一方「経営学部―経営学科」の場合、所属学部が「経営学部」になりますので、経営史や企業論、商学、会計学などの経営学系の学問についてより深く学ぶことができるかもしれません。
ですので、「経営学部―経営学科」と「経済学部―経営学科」のどちらを選ぶのかで悩んでいるようでしたら、それぞれの学科の講義内容を調べてみて、あなたにとってより魅力的に思える講義を開講している学科を選んでみても良いと思います。
なお、税理士や公認会計士を目指しているのであれば、大学で資格対策講座を開いてくれている学科を選んでみるというのも一つの手だと思います。
公認会計士などを目指す場合、大学と専門学校のダブルスクールをする学生が多いと思いますが、ダブルスクールをするのではなく、なるべく自力で資格取得を目指すということならば、大学での対策講座が役立つ場合も多いと思いますよ。
2008年08月更新