進路相談

私は大学の理系学部に進学しようと思っているのですが、同時に、英語が大好きなので留学もしてみたいと思っています。理系の大学ではあまり留学する人がいないと聞いたのですが、本当なのでしょうか? 留学するなら大学を卒業してからの方がいいのでしょうか?

回答

 理系の大学で留学が少ない理由ですが、これは理系の留学と文系の留学とでは性格が異なることが原因となっています。

 文系の場合は、語学修得が主な目的となる留学が多いため、比較的実行しやすい語学留学や短期間の留学がメインとなり、結果として留学をする人が多くなることになります。

 一方、理系の場合は、海外のレベルの高い大学で専門分野の勉強をすることを目的とする正規留学がメインとなりますので、かかる資金や語学力的なハードルも高くなり、自然と留学者の数が抑えられることになります。加えて、学部レベルでは、日本の大学も海外の大学もあまり差がないこと、留学をしたことが日本での就職に不利に働く場合があること、などから留学自体が避けられる傾向もあるようです。とはいえ、理系大学を卒業後、もっと高いレベルの学問を学ぶために海外の大学院に進学するという人も珍しくはありませんので、理系学部に進学すると留学ができなくなるということはありません。

 大学在学中に留学をした方が良いのか、大学卒業後、大学院への進学の際に留学をした方が良いのか、ですが、これはあなたが理系の専攻分野の研究と、語学の習得のどちらを重視するかによって変わってきます。語学の習得を一番にしたいのなら最初から留学を視野にいれてもいいと思いますが、そうでないのであれば、大学卒業後、更にレベルの高い研究ができる海外の大学院に進学したいと思った場合に留学する、という形にしてしまっても良いと思います。 (タケダ)

2006年07月更新

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