医療・福祉分野のスペシャリスト ◆ 作業療法士

実生活・実社会で自立するための機能回復を目指す

病気やケガなど何らかの理由で心身に障害を抱える人を対象に、応用動作能力・社会的適応能力を高めて社会復帰を促すサポートを行うスペシャリスト。

日常生活の動作訓練、手芸・陶芸・園芸・絵画などの創作活動や、音楽・ゲーム・スポーツを利用した機能回復など、より実生活に近い動作の訓練を行います。また、精神的な意欲を引き出すことも重要なポイントとなります。

高齢社会への移行により作業療法士の需要は高まっており、在宅医療・在宅ケアの支援など、医療分野はもちろん福祉分野などでの幅広い活躍が期待できます。なお、作業療法士はOccupational Therapist、略して「OT」とも呼ばれます。

作業療法士になるには、国家試験に合格して、厚生労働大臣の免許を取得するのが一般的です。

国家試験受験資格の主な取得方法

高校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、文部科学大臣の指定する学校または都道府県知事の指定する養成施設(3年以上)を修了する。

【問合せ先・関連団体】
■厚生労働省 医政局医事課試験免許室
TEL 03-5253-1111(代)
URL http://www.mhlw.go.jp/
■一般社団法人 日本作業療法士協会
TEL 03-5826-7871
URL http://www.jaot.or.jp/

活躍フィールド

総合病院、大学病院、リハビリテーションセンター、小児病院、老人保健施設、デイケアセンター 等

作業療法士を目指せる学校はコチラ

(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)

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