リハビリの効力を知って病気の母を手助けしたかった
中学生の頃、母が神経の難病を患っていました。なかなか医学的な治療が難しい状況にあったのですが、リハビリすることで母の身体状態に改善がみられたのです。それが、理学療法の力を初めて知ったときでした。少しでも母の力になりたいと誓い、理学療法士へとなる道を選びました。
いろいろな角度から「みる」ことで 症状の原因を探ることが大事
1983年生まれ。神奈川県出身。県立高校卒業後、医療系大学に進学。卒業後は、神奈川県内の総合病院に4年間勤務。2011年5月から、よつば整形外科のリハビリテーション科に勤務。
中学生の頃、母が神経の難病を患っていました。なかなか医学的な治療が難しい状況にあったのですが、リハビリすることで母の身体状態に改善がみられたのです。それが、理学療法の力を初めて知ったときでした。少しでも母の力になりたいと誓い、理学療法士へとなる道を選びました。
同じ診断名でも、痛みの種類は一人ひとり異なります。身体的なことだけでなく、精神的なことが痛みの原因のときもあります。「診る」「見る」「観る」という、それぞれの「みる」が必要になります。例えば、腰痛の場合は、生活習慣や仕事などの情報を聞き、姿勢や動き方をみて、どこにどのようなストレスがかかっているのかを考えます。患部だけでなく、全身をみて、さらにその方の生活までみていくことが大切です。
この仕事をしていて、特に印象に残っているのは、来院当初は車いすに乗り、立ち座りがままならなかった患者さんのことです。その方は、ご自宅で娘さんの介護を受けている状態だったのですが、リハビリを続けていくことで、次第に動きもよくなり、しっかりと立つことまでできるようになりました。患者さんだけでなく、娘さんもその変化を感じていただき、「ありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。患者さんと共に生活されているご家族の方からも喜んでいただけるとは思ってもいなかっただけに、この仕事をしていてよかったと思えた瞬間でした。
今、多くの患者さんをみさせていただいていますが、患者さんが変われば、またその方にあった医療を提供しなければなりません。通り一遍の知識ややり方は通用しません。難しい部分もありますが、それだけに、やりがいも感じます。理学療法士には、養成校で学び国家試験に合格すればなることができます。しかし、それはスタートラインに立っただけ。一人前になるには、勉強し続けなければいけません。 仕事をしていくなかでも、常に新しいものが得られる仕事でもあります。今後は、今以上にスキルアップをして、質の高い理学療法士になることが目標ですね。
人生の再スタートに関われる、やりがいのある仕事
まずは相手の立場にたって物事を考える
「あの先生に任せたんだから、きっと平気だよね」って安心感を与えられる医師になりたい
一生使える資格を取得したいと思って
患者様の命に関わる、責任ある仕事です
健康・薬に興味があったことがきっかけです
「人が好き」これが大事
自分の進路を決めるにはたくさん悩んで相談して、実際に経験してみることが大事!
目の当たりにした現実に一つひとつ向き合っていきたい
病気の予防の重要さを感じて・・・
1歩1歩良い関係を築いていく、地道な仕事
高校時代、陸上競技でのケガがきっかけです
リハビリのスペシャリスト!
いろいろな角度から「みる」ことで 症状の原因を探ることが大事
スピードは当然必要、 加えて冷静さも必要な仕事です
瞬間の判断力とチームを引っぱる力が救急医には必要不可欠な能力です