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兵庫県 私立大学
関西看護医療大学

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先生・先輩

先輩の声

患者の「がんばる力」を引き出したい。

看護師だからこそできること、それは病気と立ち向かう患者さんに寄り添い、必要な時に背中を押せることだと思います。また、小児看護においては、患者さんであるこども一人ひとりの成長過程に合わせて、「がんばる力」を引き出していく関わり方ができることが、私にとってのやりがいにつながっています。
私が働いている兵庫県立こども病院の血液腫瘍内科には、長期にわたって治療が必要なこどもがたくさん入院しています。こどもの中には、年齢的に意思決定が難しい子や治療がつらいと感じている子がたくさんいます。そんな時に、患者さんの「がんばる力」を引き出せるようなケアをしたいと心がけています。
以前に担当した患者さんで、頭に腫瘍があり、何回も放射線治療が必要な女の子がいました。治療のためには鎮静が必要で、食事ができない時間が発生します。当初、それが嫌で女の子は治療を受けるのを拒んでいました。その時に、女の子のお母さまと相談し「どうすればがんばって治療にのぞめるか」を考えました。実施したのはがんばり表をつくって、1回治療を受けるたびにシールを貼っていくことでした。お母さまと協力し、励まし合いながらゴールを目指すことで女の子は1日1回、合計17回の放射線治療をやり遂げることができました。
患者さんが元気になるために、看護師ができることはたくさんあります。そこに、マニュアルはありません。大変な仕事ですが、こどもたちと一緒に病気と闘える看護師だからこそ、患者さんが元気になった時に、人一倍やりがいを感じることができるのだと思います。

(掲載年度:2021年度)

患者の本音に気づけるか。 知識や技術よりも大切なことです。

日々、患者さんと向き合う中で私が大切にしていることは、「コミュニケーションを絶やさない」ことです。なぜなら、患者さんが抱えている真の課題を汲み取ることが看護師には必要だから。そんな看護師としての姿勢も、関西看護医療大学で教わりました。
病院実習では、「できるだけ患者さんのところへ行きましょう」と指導を受けました。なぜかというと、診察や検査だけでは、患者さんの体調の変化や小さな異常に気づけないことがあるんです。例えば、きちんと眠れていると思っていた患者さんから話を聞いてみると、痛みや倦怠感で実は寝不足だったりすることもありました。だから私は、今でもナースステーションにいるより、できるだけベッドサイドで話を聞くようにしています。それが自然にできるのは実習で学んだスタイルが体に染み付いているからでしょう。
とはいっても、私は、もともと人と喋るのが得意な人間ではありません。今、それができているのは、淡路島での生活が大きく影響しています。当時は大学近くの居酒屋でバイトをしていたのですが、常連のお客さんが、気さくに話しかけてくれるんです。時には、淡路島のご馳走を振舞ってもらう機会もありました。淡路島の人は、開放的でおおらか。そんな環境が、私を変えてくれたんだと思います。
勉強はもちろん大切ですが、あまり心配しなくてもいいと思います。それよりも、患者さんの本音を汲み取ろうとする姿勢が大切です。それができれば、自然と患者さんに必要なことが見えてくる。そうすれば、きっと「あなたにしかできない仕事」ができるようになるはずです。

(掲載年度:2021年度)

先生からのメッセージ

自分を見つめ、相手を看る、「人間」をみることのできる看護師へ。

  • 笠岡 和子先生

成人看護学では基礎看護学をベースにして、成人期の患者さんにどういう援助が必要かを学びます。特に急性期では命を助ける医療が優先の看護となりますから、正しい思考を働かせ瞬時に判断できる力が必要。病気を理解したうえで患者さんを看て、今何が必要かを自分で考え実践することが求められます。授業での学や実習での気づき、教員と学生との対話など、4年間の経験から多くを学び、「人間」を看ることのできる看護師になって欲しいと願っています。

(掲載年度:2021年度)

「看護師になりたい」という強い気持ちがあれば、きっと頑張れる。

  • 川口 哲郎先生

「病態治療学」では、病気やその原因、症状について、さらには検査、診断、治療のプロセスなど看護に欠かせない医療の基礎知識を学びます。私は現在も医師として臨床の現場に立っていますが、看護師にとって重要なのは知識を持っていることは当然として、患者さんに寄り添い傾聴できることではないかと感じています。「看護師になりたい」という強い気持ちさえあれば頑張れる。一生懸命に勉強して、いい看護師になって欲しいですね。

(掲載年度:2021年度)