ナノサイエンス学科
1/1,000,000,000から始まる創造力。

1メートルの10億分の1を示すナノは原子や分子を示すスケールであり、原子・分子から作られるナノ素材は電子デバイスや医療への応用において革命的な進歩をもたらす材料として期待されています。
ナノサイエンス学科では、化学実験を通して化学の基礎を学び、バイオ、環境、先端材料の分野で役立つナノテクノロジーを利用して研究、ものづくりで社会に貢献するグローバルな人材を育成します。
~学科の特徴~
・化学・素材産業、医薬・化粧品から家電・自動車関連産業まで、化学技術が生きる多彩な就職先
・工学部において唯一「理科教員免許」の取得が可能
・充実した最先端の実験・研究設備
・環境にやさしい社会をつくり、ライフスタイルを大きく変える科学技術を学ぶ
- 別学・共学
- 共学
- 昼/夜/通信
- 昼
- 年限
- 4年
- 募集定員
- 50名
卒業後の進路
~想定される進路~
主な就職先は化学業界・環境分析系の企業。
製造業も含め、30%以上が進みます。
業種としては医薬関連が主ながら、一般機械や電気機器、精密機器など多彩。
これからの技術社会のキーワードであるナノサイエンスやナノテクノロジーを学んだ学生は、めざせる業界・業種が広いのもポイント。
化学分野に限定されることはありません。
大学院へも毎年、多くの学生が進学しています。
目指せる資格・検定
- 危険物取扱者
- 消防設備士
- 中学校教諭免許状
- 高等学校教諭免許状
- 環境計量士
- 公害防止管理者
- 火薬類(製造・取扱)保安責任者試験
- 毒物劇物取扱責任者
- 技術士、技術士補
注目のカリキュラム
入門から応用まで、目には見えないナノの広大な世界を深く知る学び。

「ナノサイエンス入門」
科学技術における化学の分野は、ナノサイズの高機能性物質を創製し、エネルギー、医療、環境、エレクトロニクスなどの幅広い分野で技術革新を実現する一部門として極めて重要です。この講義では、技術者が幅広く活躍できるナノサイエンスに関する導入部分として、化学的基本要素を学んでいきます。
「素材科学実験Ⅰ(無機化学)」
大手自動車会社が発売した燃料電池車は水素と酸素からエネルギーを生み出す方式を採用しています。このように、高機能な化学製品は目に触れないところで活躍しています。素材科学実験Ⅰでは、材料の高機能性を導き出す目を養うため、自ら電子顕微鏡等の装置群から必要なものを選択・操作し未知の試料を特定するアクティブラーニング法を取り入れた実験を行っています。
学費
2022年度
入学金
220,000円
卒業までの総学費
4,780,000円
学費について
初年度納入金 : 1,360,000円(入学金を含む)
2年次以降の年間納入金 : 1,140,000円
~「未来人育成特待生制度(通称 ミライク)」~
本学には、入試の得点率と成績順位に応じて選考される、独自の特待生制度があります。
授業料が年間0円になる「ミライクプレミアム」、授業料が年間50万円になる「ミライク50」(入学金と実習費等は別途必要です)。
特待生選考の対象入試など、詳細は本学ホームページ「入試サイト」をご確認ください。