オープンキャンパスは、大学・短大や専門学校などが受験生や進学希望者に学校のことをより深く知ってもらうために行うイベントです。学校の雰囲気が体験できるように学校を開放し、構内の見学や説明会を行います。
初めて参加するという方の中には、オープンキャンパスについてわからないことが多く、不安を抱いているという方も多いでしょう。本記事では、オープンキャンパスについてよくある質問とその回答について詳しくご紹介します。オープンキャンパスは、実際に学校を見学することで校風や実際の学内の雰囲気などを見ることができる重要なイベントです。事前に疑問や不安を解消し、しっかり準備をして参加できるようにしましょう。
まずは、オープンキャンパスに初めて参加する場合の基本的なよくある質問をご紹介します。
オープンキャンパスでは、パンフレットやホームページを見ただけでは感じにくい学校の雰囲気や、実際の情報を得ることができます。実際に足を運び、自分の目で見ることにより、伝わることがたくさんあります。オープンキャンパスに行くことは強制ではありませんが、学校とのミスマッチを防ぐためにも行くことをおすすめします。
オープンキャンパスの参加時期は早期化しており、2年生での参加率がもっとも高く70%以上に達しています。参加率が年々増加傾向にあるのは、学校側も学生とのミスマッチを減らすために積極的にオープンキャンパスを開催するようになっているためでしょう。また、AO入試へのエントリー条件に「オープンキャンパスへの参加」が含まれることが多くなっていることも理由の1つにあげられます。
もちろんOKです。オープンキャンパス参加者のうち、半数以上が仲の良い友人と一緒に参加しているようです。また、保護者の方と一緒に参加すると、学校に対する理解も深まるのでおすすめです。「1人でオープンキャンパスに参加するのが不安」ということなら、周りの人を誘ってみましょう。
大学のHP内にある、オープンキャンパスの公式ページで情報を得ることができます。オープンキャンパスは、7月頃から開催する学校が多い傾向にありますが、中には5月のゴールデンウイークに開催する学校もあるため、気になる学校の情報は早めに確認しましょう。
服装は?
服装についての決まりは特に設けられてはいないため、制服・私服どちらでも可です。学生らしく、清潔感がでるように心がけましょう。私服で行く場合には派手な服装は避けるのがベター。また、キャンパス内を歩くことを考えて、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。帽子を着用しても問題ありませんが、学校説明会や個別の面談などのイベントに参加するときは脱帽しましょう
髪型・メイクは?
服装同様、清潔感がでるようにしましょう。基準がわからないという方は、校則に記載されている内容に従うと良いでしょう
持ち物は?
筆記用具、メモ帳、消毒液、パンフレットなどのA4サイズの書類が入るようなリュックサックやバッグを持っていきましょう
オープンキャンパスに参加したからといって、その大学・専門学校を受験する必要はありません。併願校を受験しても問題ありませんので、重く捉えすぎずに参加してみましょう。
大学・専門学校をよりよく知るためにも、2校以上あるいは2回以上はオープンキャンパスに参加するのがおすすめです。実際に足を運んでみなければわからないことも多くあります。志望校選びは将来にかかわる大切なことですので、納得ができるまで何回でも参加してみましょう。
どなたでも参加できます。
参加する目的を明確にして行きましょう。
初めてオープンキャンパスに参加する際は、当初のイメージよりも、時間が過ぎるのをあっという間に感じることが多いはずです。オープンキャンパスに行って、どんなことを知りたいのかをあらかじめ決めて参加したほうが充実感を得ることができます。開催時期を確認してスケジュールを調整し、気になる学校のオープンキャンパスには必ず参加できるようにしましょう。
オープンキャンパスのメリットやポイントなどの詳細については、以下のページでご紹介しています。
オープンキャンパスを開催中の学校は、進学サイトで調べることができます。大学だけでなく、短大・専門学校や女子大も調べることができます。
オープンキャンパスに行ってみよう!
パンフレットだけではわからない、リアルな雰囲気を感じ取れるのが魅力!今すぐいけるオープンキャンパスを検索して、積極的に参加してみましょう!
進路ナビからオープンキャンパスに申し込むと進路ナビ保険が無料でついてくる!
イベントの参加に際して万が一のトラブルにあった場合、怪我などの治療にかかる費用を進路ナビ無料保険が軽減してくれます。オープンキャンパスや体験入学を心置きなく楽しむためにも、進路ナビ無料保険をご利用ください。
詳しく見る
オープンキャンパスに行く前には、準備が必要です。オープンキャンパスに行くためにやるべきこと、より充実させるためには何をすれば良いのか、よくある質問と回答をご紹介します。
学校によっては、オープンキャンパスに行くためには予約が必要な場合があります。一般的な予約の方法と流れは以下のとおりです。
1.参加する大学・短大・専門学校を決める
2.大学のHPにアクセスして、オープンキャンパスの応募フォームから必要事項を記入して応募(応募不要な大学もあります)
3.「絶対に聞いておきたいこと・見たいこと」を決める(入試日程・選抜方法、キャンパスライフ、卒業後の進路など)
もしくは、参加する大学のパンフレットを取り寄せて応募する方法もあります。
オープンキャンパスは内容が学校によって異なるため、流れにも違いがありますが、一般的な流れをご紹介します。
1.受付で名前と高校名を言って資料などを受け取る
2.スケジュールにしたがって行動する(学校説明会、個人相談、体験授業など)
3.学校説明会や個人相談会で、聞きたいことを質問する
学校説明会の後に個人相談会に参加したり、キャンパスツアーに参加したりして構内を回っていると、あっという間に一日が終わってしまいます。どのイベントもただ参加するのではなく、しっかりと説明を聞いてわからないところは質問をするようにしましょう。
予約したオープンキャンパスに参加できない場合には、キャンセルしましょう。
キャンセルする方法は、イベントごとに異なります。予約をせずに参加できるイベントの場合には、特に何もする必要はありません。基本的なキャンセル方法を知るためには、学校のHPに記載がないか確認をしてください。連絡方法の指定がある場合は、そのとおりにしましょう。連絡先として電話番号とメールアドレスの記載がある場合、オープンキャンパスの前日よりも前ならメール連絡、当日の場合は電話連絡にすると良いでしょう。オープンキャンパスをキャンセル・日程変更する場合は、決めた時点でできるだけ早く連絡するようにしてください。
電話連絡の場合
電話でキャンセル・日程変更をする場合は、静かな場所で連絡をしましょう。日付、学校名、名前、申し込み番号を、ゆっくりと大きな声で伝えます。電話連絡の例をご紹介します。
例文
お忙しいところ、恐れ入ります。〇月〇日のオープンキャンパスを予約しました、〇〇高校の〇〇と申します。申し込み番号は〇番です。事情があり、予約したオープンキャンパスをキャンセルさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。よろしくお願いいたします。失礼いたします。
相手に謝罪の気持ちと誠意が伝わるようにしてください。キャンセルや日程変更をしない場合も、連絡先は把握しておきましょう。
メール連絡の場合
メールでキャンセルをする場合も、電話と同様に日付、学校、氏名、申し込み番号を連絡します。件名は、メールの内容がわかるようにしましょう。例文をご紹介します。
メール例文
件名:【〇月〇日開催オープンキャンパスキャンセルの連絡】申し込み番号〇番本文:〇〇大学 オープンキャンパスご担当者様〇月〇日オープンキャンパスの申し込みをしました〇〇高校〇〇科 申し込み番号〇番 〇〇と申します。事情があり、オープンキャンパスをキャンセルさせていただきます。
メールでも、相手に謝罪の気持ちと誠意が伝わるようにしてください。キャンセルや日程変更をしない場合も、連絡先は把握しておきましょう。
オープンキャンパスに参加の申し込みをしたのに連絡が来ない場合には、オープンキャンパス先の学校に、連絡が来ない旨の連絡が必要です。インターネットから申し込みをした場合、メールボックスの迷惑メールフォルダにメールが振り分けられていないか、まずは確認をしてみましょう。確認してもメールが届いていない場合は、申し込みをした学校のHPからお問合先を確認しましょう。お問い合わせフォームからの連絡が指定されているようであれば、お問い合わせフォームより連絡をしてください。
お問い合わせフォームが設置されていない場合は、電話もしくはメールにてお問い合わせをしましょう。
電話連絡の場合
電話でお問合せをする場合は、静かな場所で連絡をしましょう。
日付、学校名、名前、申し込み番号(わかっていれば)を、ゆっくりと大きな声で伝えます。電話連絡の例をご紹介します。
例文
お忙しいところ、恐れ入ります。〇月〇日のオープンキャンパスを予約しました、〇〇高校の〇〇と申します。申し込み番号は〇番です。申し込みの確認メールが届いていないのですが、ご確認いただけますでしょうか。
メール連絡の場合
メールでお問い合わせをする場合も、電話と同様に日付、学校、氏名、申し込み番号(わかっていれば)を連絡します。件名は、メールの内容がわかるようにしましょう。例文をご紹介します。
メール例文
件名:【〇月〇日開催オープンキャンパスキャンセルの連絡】申し込み番号〇番
本文:〇〇大学 オープンキャンパスご担当者様
〇月〇日オープンキャンパスの申し込みをしました〇〇高校〇〇科 申し込み番号〇番 〇〇と申します。オープンキャンパスの予約をしたのですが、確認メールが届いておりません。
お手数をおかけしますが、ご確認いただけますでしょうか。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
氏名
高校名・学科名・何年生
電場番号
メールアドレス
録画配信・オンラインでのオープンキャンパスをやっている大学を調べたい方は、以下のページを活用してみてください。
オープンキャンパス当日に関するよくある質問についてご紹介します。
オープンキャンパスで見るべきポイントは、以下のようなものが挙げられます。
大学の特長・強み
入試方法
自分が学びたい分野の学科
就職実績について具体的な説明
周辺環境・通学経路
学校内の施設・設備
学内の雰囲気
部活やサークルの活動状況
学食のメニューと雰囲気
研究・実験施設の種類
自分がその学校で特に学びたいことや気になることがある場合は、しっかりと確認しておきましょう。
オープンキャンパスでは、直接学校の先生に質問することもできます。事前に質問事項をまとめておき、積極的に質問しましょう。よくある質問は、学校の雰囲気、学習内容やカリキュラム、研究室の研究内容などが挙げられます。気になることは積極的に聞きましょう。
オープンキャンパスに来た人間の名前を知ることはありません。大学側も個人情報を漏洩するようなことはまずないので、偽名を使っても問題はありません。しかし、入学に向けた面談も行うときは本名が好ましいでしょう。
模擬授業では、大学・短大・専門学校で実際に受ける授業を体験できることがあります。
高校生向けにわかりやすくしたり、授業時間を短縮したりして行うケースが多くなっています。模擬授業形式の学校説明会、学校OBのトークセッション、体験実技授業などが行われる学校もあります。
なお、オープンキャンパス当日ですべき質問については、以下のページでご紹介しています。
オープンキャンパス後に関するよくある質問をご紹介します。
寝てしまっても受験で不利になることはありません。しかし印象が悪くなるので、もちろん寝ないに越したことはありません。AO・総合型選抜を利用する場合、面接官が寝ていたあなたを覚えていたら、それが不合格につながる可能性がないとは言い切れません。オープンキャンパスに行く前日は、しっかりと睡眠をとることをおすすめします。
オープンキャンパスにおいて、志望理由を聞かれることはありません。しかしオープンキャンパスに参加することで、志望理由作りがしやすくなります。イベントには積極的に参加し、いろんな体験をすると良いでしょう。
感想に主体性を持たせるようにしましょう。自分がやりたいことが明確にあるという印象を与えることができます。受け身的な感想や根拠が乏しいベタ褒めは逆効果なため、避けましょう。感想に具体性を持たせるために、オープンキャンパスで体験したエピソードを交えるとより効果的です。面接でオープンキャンパスの感想を聞かれる可能性もあるため、事前に答えを用意しておくと良いでしょう。
オープンキャンパスのチェックポイントなど、詳細については、以下のページでご紹介しています。
オープンキャンパスに関するよくある質問をまとめてご紹介しました。
初めて参加する方は、不安に思うこともあるでしょう。せっかく足を運ぶのですから、積極的にイベントに参加したり先生や先輩に質問をしたりして、学校の理解を深めると良いでしょう。事情がありオープンキャンパスに行けない方は、録画配信・オンラインでのオープンキャンパスをやっている学校もあるので、接触的に調べることをおすすめします。
オープンキャンパスに行ってみよう!
パンフレットだけではわからない、リアルな雰囲気を感じ取れるのが魅力!今すぐいけるオープンキャンパスを検索して、積極的に参加してみましょう!
進路ナビからオープンキャンパスに申し込むと進路ナビ保険が無料でついてくる!
イベントの参加に際して万が一のトラブルにあった場合、怪我などの治療にかかる費用を進路ナビ無料保険が軽減してくれます。オープンキャンパスや体験入学を心置きなく楽しむためにも、進路ナビ無料保険をご利用ください。
詳しく見る