オープンキャンパスへ行こう!

感想の書き方

進路選択の情報収集の場となるオープンキャンパス。大学受験が近づくと参加の機会も増えることでしょう。高校によっては、夏休みの宿題として「オープンキャンパスに参加し、レポートを提出すること」が課され、感想として何を書くべきか悩む人も多いのではないでしょうか。

オープンキャンパスの感想文を作成するときは、オープンキャンパスに参加し、ただメモを残して課題をこなすだけでなく、その後の面接に活かせる内容に仕上げるのがおすすめです。この記事では、オープンキャンパスの感想文の例をはじめ、感想文を書く時のポイント、感想文を面接に活かすコツなどについてご紹介します。オープンキャンパスの感想文で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

オープンキャンパスの感想文を書くときのポイント

オープンキャンパスの感想文を書くときは、以下3つのポイントに注意して書きましょう。

・具体的に書く
・オープンキャンパスで体験したことを例にあげる
・将来を交えて感想を書く

1具体的に書く

  • 自分の興味のある学問や分野
  • 就職したい業界・業種
  • ほかの大学と比較した感想な・・・など

自分自身の興味関心に合わせて、できるだけ具体的に感想をまとめましょう。 「自分が興味のあることを学ぶためには、この大学が合っている」ということが 伝わるように書くのがポイントです。 そのためにも、そもそも自分自身、その学問/分野に興味をもったきっかけは何か、 なぜその学校を志望したのか、自分の想いや背景までセットで書けると良いでしょう

2オープンキャンパスで体験したことを例にあげる

オープンキャンパスに足を運んだからこそわかったことがたくさんあったのではないでしょうか。オープンキャンパスに参加して感じたこと、考えたことや、イベントに参加したかを記憶の新しいうちに、時系列にまとめて書いておきましょう。

例えば...

  • 模擬授業では先生や授業の雰囲気に対してどんな印象を持ったのか
  • 模擬授業の内容は理解できたのか
  • 先輩方とのコミュニケーションで何を感じたのか・・・など

オープンキャンパスでは色々なイベントやプログラムが開催されています。 積極的に参加してみましょう!

学校説明会

個別相談会

体験授業

サークルデモンストレーション

学園祭

作品展示・卒業制作展(芸術・服飾系の学科)

夏期講習会(芸術系の学科)

3将来を交えて感想を書く

将来を交えた感想を書くのもおすすめです。特に、総合型選抜や学校推薦型選抜などの面接が控えている人は、感想文で書いた内容がそのまま面接官へのアピールにもつながります。志望校で何を学んで、将来どんな仕事をしたいと思っているのか、今回のオープンキャンパスへの参加によって、その気持ちにどんな変化があったのか、まとめてみてください。

良い感想文の例

ここでは、感想文の文例をご紹介します。書く内容や書き方に迷ったときは、参考にしてみてくださいね。

悪い感想文の例

ここまでよい感想文の例と、感想文を書くときのポイントについて解説しました。ここで、あえて皆さんには避けてほしい、悪い感想文の例もご紹介します。自分の感想文に、以下のような文章・表現が入っていないか、チェックしてみてください。

  • 模擬授業がおもしろかった
  • 学科の研究発表がおもしろかった
  • 設備がきれいだった
  • 先輩方が優しく接してくれた
  • 講義のクオリティが高いと感じた
  • 全体説明会で学校が求める学生像と自分が合っていると感じた
  • 理想の大学生活を送れると感じたキャンパスツアーが参考になった
  • 学食がおいしかった

なぜダメなのか。
それは「中身が具体的ではない」からです。

「模擬授業がおもしろかった」
「講義のクオリティが高いと感じた」
のように、具体性がなく抽象的な内容は、感想文を読む人にとっては面白みも新鮮さもなく、よい感想とは言えません。
ではどうすれば良くなるのでしょうか?具体的に模擬授業のどんな内容を聞いて、何を考えて、どんな点がおもしろいと感じたのか、出来る限り細かく書きましょう。より具体的に掘り下げて感想を書けば、提出物としてだけでなく、面接の際にも志望動機として自分の言葉で伝えることができるでしょう。オープンキャンパスを通して、あなた自身何を得たのか、入学後はどんな大学生活をイメージできたのか、オープンキャンパスに参加することで感じることは人それぞれあるはずです。

さらに感想文を充実させるヒント

もっと感想文をあなたらしくさせるために、そしてオープンキャンパスでできるだけ多くの有意義な情報を得るために、オープンキャンパス参加前にこんな準備をしておくのもオススメです。

オープンキャンパスでできるだけ多くの有意義な情報を得て、感想文をもっとあなたらしくさせるためにるために、オープンキャンパス参加前にきちんと準備することが重要です。

参加目的を考える

オープンキャンパスで、志望校の先輩方や先生方に聞きたい質問や今不安に思っていることなどを整理しておきましょう。学校のHPやパンフレットなどはもちろん、SNSなどでも情報を集めて、質問しやすいようにメモに箇条書きでまとめておくと良いでしょう。入試のことはもちろん、入学後の学校生活などについても、知りたいことはすべてリストアップしておきましょう。

事前に質問を考えておこう

オープンキャンパス当日のスケジュールを組んでみる

当日のスケジュールや、集合時間、キャンパスまでのルートを調べた上で、オープンキャンパスをどのように過ごすか1日の計画を立てておきましょう。参加したいプログラムの時間以外をどう過ごすのか、きちんと計画を立てれば、貴重な情報を得られるとても有意義な1日を過ごせるはずです。また、キャンパスには初めて行くことが多いと思うので、電車で行く場合は、電車のルート、最寄り駅からの道のりも確認しておくことをおすすめします。

事前に確認しておこう

面接で聞かれることを意識しておく

特に、総合型選抜や学校推薦型選抜のような、面接がセットで実施される入試の場合、あなたとはどんな人なのか、どんなことを考えて、どんな人生を送ってきた人なのか、それらを面接官は知ろうとします。面接官の質問の1つで、「オープンキャンパスに参加した印象はどうでしたか?」と聞かれることがしばしばあります。そのため、オープンキャンパスの感想文を書く際は、面接を見越して具体的に細かく記録すること、さらに面接前日までに感想を見返し、回答を考えておきましょう。

質問されるかも?オープンキャンパスで気づいたことはどんどんどどんどん記録しておこう!

オープンキャンパスの感想を聞かれたときの回答例をいくつかご紹介します。
どんな質問が来ても自分の言葉で伝えられるよう、 学校の先生や保護者などに面接の練習をお願いしてみましょう。 また、オープンキャンパス参加型総合型選抜という、 オープンキャンパスのプログラム参加者のみが受験できる試験を設けている学校もあるため、 自分の志望校がそれにあたるかどうか一度調べてみてください。

オープンキャンパスに参加した印象はどうでしたか?

面接官
まずはオープンキャンパスに参加しよう

オープンキャンパスの感想文は、総合型選抜・学校推薦型選抜の面接の回答でも活かせます。面接時には大学のアドミッション・ポリシー(教育理念にもとづき、どのような学生を求めているかをまとめたもの)と自分の「想い」がマッチしているかも見られます。目的をもってオープンキャンパスに参加をし、参加した際の印象や考えたことなどを具体的に詳しく残すこと、更に面接前に感想を見直して、志望校への想いを自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。

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