回答

　保育士は、保育園や児童福祉施設等で、0歳から小学校入学前までの乳幼児や児童の保育に携わる仕事です。

　幼稚園の先生（幼稚園教諭）が基礎的な｢教育｣を目的とするのに対して、保育士の仕事は保護者に代わり、乳幼児に基本的な生活習慣を身につけさせることが中心となります。乳幼児の人格形成にも大きな影響を及ぼす存在です。

　同じ幼児に関わる資格でも、保育士は厚生労働省の、幼稚園教諭は文部科学省の管轄であるところに両者の性格の差が現れているとも言えます。

　なお、近年、幼保一元化の流れがありますので、保育士資格だけではなく、幼稚園教諭の資格も同時に取得することをめざしてみるとよいでしょう。

2015年05月更新