相談内容|クリエイター&起業家になりたい場合の進路は?

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クリエイター&起業家になりたい場合の進路は?

私は将来、デジタルコンテンツクリエイターになり、ITベンチャーの起業もしたいと考えています。 ですが、デジタルコンテンツクリエイター&起業家になるためには、どこに進学して、何を学べばよいのか、高校生の内にしておくべきことはあるのか、そもそもデジタルコンテンツクリエイターに需要があるのかなど全く分かりません。 詳しく教えてもらえないでしょうか。

回答

 最初からクリエイターと起業家の両方を目指すのはおすすめできません。

 どちらの道も、片手間で成功できる職業ではありませんので、まずはどちらか片方を選んで、そちらに集中して技術や知識を学び、無事に成功してからもう片方を目指すべく勉強していくようにするとよいでしょう。

 あるいはスタジオジブリやアップルのように、才能と実績のあるクリエイター(宮崎駿、スティーブ・ウォズニアック)が、商売勘のあるパートナー(鈴木敏夫、スティーブ・ジョブズ)と手を組んで事業を興した形を目指してもよいと思います。

 糸井重里さんのように、クリエイターでありながら企業経営をしている人もいますが、氏の場合は、クリエイターやタレントとして成功し、その知名度や実績を活かす形で経営を軌道に乗せていますので、やはり、まずどちらかの職業で実績をあげていくことが成功のカギと言えるでしょう。

 ただ、クリエイターが経営に携わるようになることはあっても、経営者がクリエイターになる例はまずありませんので、ものづくりに興味があるのであれば、まずはクリエイターを目指してみるのがよいと思います。



 デジタルコンテンツクリエイターですが、「デジタルコンテンツ」に含まれるものが多すぎるため、具体的にどの分野のクリエイターになりたいのかが分からないと、進路についてアドバイスすることはできません。

 デジタルコンテンツの定義は「デジタル形式の映画・TV番組・映像作品(ビデオパッケージ)・ゲーム・データベース・ウェブサイト・プログラムソフト・テキスト・コミック・音楽・アニメ・ビジュアル(写真・アート・CG)・キャラクターなど」となっています。

 ですので、まずはこれらの分野の中から、あなたがチャレンジしたいと思う分野を選ぶことから始めてみるとよいでしょう。

2019年06月更新

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