Webデザイナーになるために必要な資格は何ですか?
Webデザイナーになるために必要とされる資格は特にありません。
一応、Webクリエイター能力認定試験、ホームページ制作能力認定試験、Flashクリエイター能力認定試験、Photoshopクリエイター能力認定試験などといった資格試験は存在しますが、どれも民間資格であるため、新卒採用時などに参考にされることこそあれ、これらの資格を持っていれば、即、Webデザイナーになれるというものではありません。
Webデザインの世界では、実績と作品によって評価が定まりますので、Webデザイナーを目指すのであれば、学生の間に、デザイン的、技術的に優れており、サイト全体の見通しが利き、使いやすく、目的に合っているサイトを個人サイトとしてで良いので作っておくことです。
Webデザイナーには、HTMLやCSSの知識の他、デザインセンスやJavascriptやAjax、PHPなどのプログラム知識、PhotoshopやFlashなどのソフト操作能力、SEOに関する知識なども必要とされます。それら全てに精通している必要はありませんが、一通りの分野に関して基礎的な知識を持っていることをアピールできる方が、Webデザイナーとして就職をする際に有利になります。
また、Webデザインに関する全般的な知識を持っていることに加え、何か一つでも得意とする分野を持っているとWebデザイナーとして働く際に役立ちます。例えば、ゲームが作れるくらいFlashのActionScriptに通じているとか、プロレベルのイラストが描けるとか、全携帯キャリア対応の携帯電話向けサイトが作れるなどといった能力があれば、Webデザイナーとして採用される可能性も高くなるものと思われます。
2008年10月更新