数年前、ある歌手の曲のPV(MV)を見てとても感動し、好きなアーティストのPVを作る仕事をしたいと思いました。具体的にはPVの内容を議論したり、絵コンテを書いたりするような仕事です。 本などでいろいろと調べたところ、情報技術者というキーワードを見つけましたが、この仕事で合っているのでしょうか。進学先はやはり専門学校などがよいのでしょうか。
近年のPVには何らかの形でCGが使用されることが多くなっていますので、情報技術者も関係なくはありません。
とはいえ、絵コンテの作成や、実際の映像制作、演出などに関わりたいということであれば、情報技術者は少々希望の職種からはずれているように思えます。
PV制作にあたり、最低限必要な職種としては、プロデューサー、ディレクター(監督)、カメラマン、照明、映像エディター、サウンドエンジニアなどが挙げられます。
これらの他に、ミュージシャンやスタイリスト、メイクアップアーティストなども当然必要となりますが、こちらは映像制作・編集には直接関わりませんので割愛します。
絵コンテを書くのは、主にディレクターや演出家の仕事となります。
これらの職種は業界に入ってすぐになれるものではないため、最初はPV(映像)制作のスタッフとして地道に経験を積んでいく必要があるでしょう。
映像制作の業界を目指す場合は、やはり大学や専門学校の映像関連の学部・学科で知識や技術を学んでいくのが近道だと言えます。
進路ナビの学校検索機能を利用して、「映画・映像」について学べる大学や専門学校を探し、それらから学校パンフレットを取り寄せるなどして、学びたいことが学べる学校なのかどうかを確認していくとよいでしょう。
映像関連の学部・学科には、さまざまな分野が含まれます。映画やテレビ番組の制作を学ぶ学科もあれば、ゲーム系の3DCGを学ぶ学科も含まれてきます。
ですので、事前に何が学べるのかをよく確認し、あなたが希望するPV制作につながる勉強ができる学科を選ぶことが重要になります。中にはそのものズバリ「プロモーション映像科」といった名称の学科を持つ学校もあります。いろいろと調べてみましょう。
2021年12月更新
資料請求するとプレゼント🎁と交換できるポイントがもらえます✨