回答

　極論を言ってしまえば、大半の職業では、経験を積み、専門的な技術や知識を身につけ、ある程度の立場を得るようになれば、自然と人を育てていく必要が出てくるものです。

　例えば、スポーツ選手なども、若手の頃は自分のプレイだけに責任を持っていればよいですが、ベテランになると、自然に後輩の面倒を見たり、不調時にアドバイスをしてあげたりするようになり、やがてはコーチや監督になっていくものです。

　それを踏まえるなら、あなたの適性に合った職業に就き、一人前になるよう努力を続けていけば、いずれは他人の成長に関わる仕事ができると言ってもよいでしょう。



　そのような回りくどい形ではなく、社会に出てすぐに、他人を指導ができる仕事に就きたいということであれば、教諭や保育士などの教育系の職業を挙げることができるでしょう。

　ただ近年、教師の指導力や適性などに疑問符がつけられることも増えており、教師にも社会人経験が必要なのでは、という意見も出てくるようなご時世となっています。

　それを考えると、あなたが良い形で人の成長に関わりたいのであれば、何か別の形を模索してみてもよいかもしれません。



　例えば、雑誌などの編集者。小説家や漫画家などにアドバイスをしたり、アイデアを提供するなどして育てていく仕事となります。また、芸能プロデューサーなども歌手や俳優などの才能を見抜き、育てていく仕事と言えるでしょう。

　世の中にあるさまざまな職業について情報を集め、具体的な仕事内容などを理解できるようになれば、自然とあなたに合った「人の成長に関わる仕事」が見えてくるかもしれません。

　ですので、まずは仕事調べから始めてみることをおすすめします。



　進路ナビに「語る！仕事人」という仕事調べページがありますので、そちらを参考にしてみてもよいと思います。また、より多くの仕事について網羅している、外部の仕事調べサイトなどを探して、情報収集をしてみてもよいでしょう。



　現在、大学1年生ということであれば、まだまだ時間はありますので、まずはじっくりと情報を集めてみましょう。

2017年09月更新