今ひとつ成績が悪い私ですが、自分なりに熟考して志望大学を決めてみました。 ですが、母にそのことについて話すと、必ず「受かるの?」と聞かれます。 それに対し「受けてみないとわからない」と答えると、「お前は受けたいって簡単に言っているだけだ」と返されます。 自分なりに考え抜いた結果で、適当に決めたわけではないのに……。 夏休み前の時点で、絶対に受かるという自信がある大学でなければ、受験してはいけないのでしょうか。 志望大学に入学するために、この夏で頑張るのでは遅いのでしょうか。
もちろん、絶対に受かるという自信がなければ、志望大学を受験してはいけない、などということはありません。
特に現役生の場合は、夏休みを利用して基礎的な学力を身につけるのが一般的ですので、今の時期くらいですと、第一志望の大学の合格可能性は十分ではないことが多いでしょう。
とはいえ、この時期であっても、模擬試験での合格可能性判定がD判定以下だったりするようだと、かなり厳しい状況だと言えます。夏の頑張り次第でグンと学力が上がることも珍しくないとはいえ、周りの受験生もあなた同様に受験勉強を頑張っている以上、現時点での差を劇的な早さで埋めていくことは難しいからです。
あなたの場合、スタートの時点で出遅れているわけですから、今以上に真剣に夏休みの学習計画を練っていく必要があります。
そのために、高校や塾(通っているなら)の先生に相談するなどして、具体的かつ実現性の高い学習計画を立ててみることをおすすめします。
その学習計画を親御さんに示し、実際に模試の成績などで成果を上げていけば、志望大学を受験することを認めてもらえるかもしれません。
あなたが考えている以上に受験にはお金がかかります。
特に遠隔地にある学校を受験する場合、受験料以外に、交通費、宿泊費などもかかることになるため、必要な費用がふくらみがちです。また、学校の様子を見るため、オープンキャンパスに参加したり、AO入試の面談のために何度も学校を訪ねたりすると、その分だけ、交通費などがふくらんでいきます。
それもあって、親御さんはあなたの志望校決定に対して慎重になっているのだと思います。
入試のためにかけるお金が無駄にならないと親御さんに思わせるためには、やはり、実績を上げていくしかありません。まるで成果が上がっていないのに、「自分を信じてほしい」と言っても説得力はないでしょう。
ですので、まずは模試や通知表の成績などのはっきりとした形で成果をあげて、それを根拠として親御さんを説得してみることをおすすめします。
そのためには、この夏休みを無駄にせず、効率的に勉強していくようにしましょう。
勉強方法については、受験指導のプロである高校の先生などに相談してみるようにしましょう。
夢を実現するため、入試本番までの数ヶ月間、全力で頑張ってみてください。
2015年07月更新
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