心理学者になるには、どのような進路を選べばよいのでしょうか。
心理学者を目指すのであれば、最低でも心理学系の大学院で修士課程を修了する必要があります。
大学に残って研究を続けたいのであれば、さらに博士課程を修了し、助手、講師とステップアップをしていき、教授を目指すことになるでしょう。
興味がある心理学が臨床心理学であるならば、臨床心理士の受験資格が取れる大学院に進んで、臨床心理士の資格を取り、病院や学校でカウンセラーなどの仕事をしながら臨床系の研究をしていくという進路もあると思います。
心理学には、発達心理学、社会心理学、臨床心理学、犯罪心理学、恋愛心理学などなど、非常に多くの分野がありますので、進学先の決定にあたっては、将来の研究テーマとして考えている分野の心理学が学べるのかどうかを基準にしていくとよいでしょう。
学校パンフレット(学校案内)をチェックすれば、ある程度は、どのような分野の心理学が学べるのかが見えてくるはずですので、心理学部や心理学科などを持つ大学から、積極的に学校パンフレットを取り寄せて、比較検討していくことをおすすめします。
2012年10月更新