高校での理科の選択で、生物ではなく物理を選んでしまったのですが、薬剤師を目指す場合に問題があるでしょうか。
薬学部では、物理、生物、化学の全ての要素が必要とされるため、高校時代に物理を選択したとしても、薬剤師になるのが難しくなる、ということはありません。
むしろ、一般入試時に、化学と物理の2科目の受験が必須となる薬学部があることを考えれば、生物を選んだ場合よりも有利になると考えても良いでしょう。
また、暗記科目の傾向が強く、独学がしやすい生物と比べ、理論面からの理解が必要とされる物理は、独学がしづらい科目となっているため、高校の授業でしっかりと基礎から学んでおいた方が良いでしょう。
高校で学ばなかった生物については、大学進学後、高校レベルの講義が用意されている場合も多いので、今の時点ではそれほど気にしなくて良いと思います。
2010年07月更新