教育学部の音楽科ではどのようなことを学ぶのでしょうか? また、入試ではどのような教科が必要になりますか?
音楽大学の音楽学科とは異なり、教育学部の音楽科では、教育に関する授業が多くなり、実技に割かれる時間は少なくなる傾向があるようです。また、教育学部の音楽科は、音楽教師を育成するための学科ですので、教員免許状取得を目指すのであれば、実技の授業で特定の楽器の演奏だけを集中的に学ぶということもできず、幅広い種類の楽器や歌唱の練習を行っていくことになるようです。
ただし、これはあくまでも一般論ですので、事情が異なる大学もあるかもしれません。あなたに既に志望大学があるようならば、その大学からパンフレットを取り寄せてみたり、公式サイトを確認してみたり、オープンキャンパスに参加してみるなどして、具体的なカリキュラムに関する情報を集めてみると良いでしょう。
入試に必要となる科目は大学によって異なりますので、あなた自身で志望大学の入試要項を読んでみて、何が必要となるのかを確認しておいて下さい。一般的には、筆記試験の他に音楽大学同様の実技試験(鍵盤楽器演奏、楽典、ソルフェージュなど)がつきものと考えておいた方が良いようです。
ただし、教育学部の音楽科の場合、音楽大学とは違い、実技試験よりも筆記試験の配点比率が高くなる場合が多くなるようです。配点比率なども入試要項で確認できると思いますので、早めに志望大学を決めて、情報収集をしておくことをおすすめします。
2008年12月更新