児童指導員の仕事では、心理学よりも教育学の方が役に立つのでしょうか。
こちらで色々と調べてみた限りでは、教育学と心理学のどちらも児童指導員の仕事に役立つのではないか、と思われます。
現在の児童養護施設は、孤児などが集まっていた昔とは違い、育児放棄や虐待などにより精神的に傷ついた子どもなどが多く集まる場所になっています。ですので、子ども達に教育を行っていくための教育学が必要となるだけでなく、精神的な傷を癒してあげたり、隠された気持ちを理解してあげるために心理学の知識も必要になってくると思われます。
それを考えるならば、大学では学びたいことを学んで、自分の専攻に合った仕事で活躍できる児童指導員を目指してみても良いのではないかと思います。
児童指導員の任用資格が取れる学校の先生であれば、今回のご相談に対する、より具体的な回答を持っているかもしれませんので、できれば一度、志望大学のオープンキャンパスに参加してみて個別相談コーナーなどで相談してみると良いと思います。
なお、児童養護施設で働くことを目指す場合、児童指導員任用資格以外に、保育士、社会福祉士、小中高教諭免許、社会福祉主事、臨床心理士などの資格を持っていると有利になるそうですので、それらの資格を取ることを目指してみても良いと思います。
2008年11月更新