私はキャビンアテンダントと看護師の両方の職業に興味を持っています。 ですので、できれば両方を目指したいと思っているのですが、看護大学卒業と同時に看護師国家試験とキャビンアテンダントの採用試験を受け、両方に合格するというのは難しいのでしょうか? 看護師の資格を持ったキャビンアテンダントなんて感じには、やはりなれないものでしょうか?
一般に看護学校は授業や実習、国家試験対策の勉強などで忙しいことで有名です。
看護師になることだけを目指す場合でも、実習が忙しく睡眠時間が削られるという話を良く耳にしますので、よほど要領よく動かないと、看護師の勉強と同時にキャビンアテンダントの勉強をすることは難しいと思われます。
大学からキャビンアテンダントを目指す場合、航空業界専門の予備校などに通って、面接対策(英語・日本語)や入社試験対策などをする人が多いようですが、予備校を利用する場合、短期コースでも6ヶ月くらいは定期的に予備校に通わなければならなくなりますので、看護学校の授業や実習との両立が厳しくなる可能性があります。これに加えてキャビンアテンダントに必須となる英語力を磨いたり、TOEIC対策をする時間があることを考えると、やはり両立は厳しいと言わざるを得ないと思います。
ただ、あなたは看護大学志望とのことですので、看護専門学校などよりは時間的な余裕が取れると思います。夏休みなどの長期休暇時に集中的に語学の勉強ができる可能性もありますので、それを考えると両立が絶対に不可能だとは断言できない部分もあります。
できれば大学の開催しているオープンキャンパスに参加するなどして、志望校のカリキュラムや実習期間中の時間的な余裕などについて確認してくることをおすすめします。
最後に一般的にキャビンアテンダントに求められる条件を記しておきますので、参考にしてみてください。
[学歴]
短大卒もしくは専門学校卒以上
[身体条件]
身長が約158~160cm以上であること。もしくはつま先立ちをして約208~212cmまで届くこと。
[視力]
矯正後約1.0以上であること。
[耳鼻咽喉]
良好であること。
(三半規管や心肺に持病があると厳しいかも)
[年齢]
およそ25歳まで(海外の航空会社の場合、28~29歳までという場合も)
[語学力]
最低でも英検2級、TOEIC600点くらい。
[水泳]
着衣の状態で25mくらいから200mくらいまで。(航空会社によって違います)
2008年10月更新