私は歌を歌えないと生きていられないというくらい歌が大好きです。 そこで歌に関する仕事を調べていたところ、音楽療法士という職業を見つけました。 自分が歌うことで誰かが癒されたり元気になるなら本望だと思いました。 けれど、同時にプロのアーティストになりたいという気持ちも捨て切れません。 アーティストと音楽療法士の両方をするのは無理でしょうか。
音楽療法士ですが、残念ながら現在の日本ではまだ仕事として確立されておらず、この資格だけで生計を立てていくのは難しいようです。
看護師や介護福祉士のような医療・介護系の資格を別に取った上で、仕事の中で音楽療法士の資格を活かしたり、ボランティアなどで音楽療法を行ったりするというのが、一般的な音楽療法士の働き方のようです。
音楽の道で暮らしていくということは難しいもので、音楽大学卒業生であっても、演奏家として暮らしていける人はほんの一握りという状況があります。ですので、あなたの場合も、何かしら職業と直結するような資格を取得するなどして生活基盤を確立しておき、インディーズのバンド活動などからメジャーデビューを目指していくと良いと思います。
私の知り合いにドラマーとしてメジャーデビューした人がいますが、その人も介護系の学校に進学して、介護福祉士の資格を取った上でバンド活動をし、メジャーデビューにつなげていったようです。
夢だけでは食べていけない、ということも真理ですので、しっかりと地に足をつけた状態で夢を目指してみることをおすすめします。
2008年09月更新