相談内容|製薬会社に勤めて薬の開発をする場合、4年制の薬学部と6年制の薬学部のどちらに進学

高校生のための進路サイト

進路相談

製薬会社に勤めて薬の開発をする場合、4年制の薬学部と6年制の薬学部のどちらに進学した方が良いのでしょうか。

回答

 将来、薬の開発をするために薬学部に進学するのであれば、4年制の薬学部に進学して、卒業後、大学院に進学する進路を選ぶと良いと思います。

 6年制の薬学部は「質の高い医療人としての薬剤師教育」を主目的として設置されているため、医療薬学系科目や実務実習など薬剤師育成を目的とした科目が多くなっており、薬剤師以外の職業を目指す場合には、無駄になる授業が多くなるものと思われるからです。

 また、一般に研究・開発系の職種では、新卒採用時の応募資格として修士以上(大学院か6年制の学部卒業以上)という条件がつけられていることが多いものです。修士以上という条件だけから考えると、6年制の薬学部も4年制の薬学部+大学院も同等に思えますが、研究・開発職の場合、大学で研究に従事していた期間が長い方が就職選考時に評価されるようですので、4年制の薬学部+大学院の方が有利になるのです。

 ただ、製薬会社の研究・開発職は、求人数の少なさからかなりの狭き門となっているようですので、なるべく高い就職実績を持つ大学に進学するなどして、大学受験の段階から就職の可能性を高めるようにしておくことをおすすめします。

2008年09月更新

答えは見つかった?
なら次のステップにGO!

資料請求するとプレゼント🎁と交換できるポイントがもらえます✨

TOP