レコーディングディレクターになるには、具体的にどのような学校のどのような学科に進学すればよいのですか? また、レコーディングディレクターの具体的な仕事内容を教えてください。
レコーディングディレクターは、音楽制作の現場を直接監督する職業であるため、ある程度の音楽的な素養や専門知識を持っていることが必要とされます。そのため、音楽系の大学や専門学校に進学する、独学で音楽の勉強をしておく、などして、音楽の基礎を学んでおくと有利になることが多いようです。
就職先としては、レコード会社や芸能プロダクションなどが挙げられます。
大手のレコード会社や芸能プロダクションの中には、新卒採用時の学歴条件として、大学卒業以上という条件をつけている企業もありますので、就職先の幅を広げることを考えるのならば、大学に進学しておいた方が良いでしょう。
また、仕事柄、音楽関係者との人脈が豊富である方が良いので、学生時代の内からレコーディングスタジオでアルバイトするなどして、人脈を築いておいたり、仕事の流れを理解しておくようにしておくと就職の際などに有利になるようです。
レコーディングディレクターの仕事内容ですが、CDアルバムやシングルCD、プロモーションビデオなどの制作における責任者として、使用する楽曲やミュージシャン、ダンサーなどの選定、ジャケットデザインの企画、スタジオでの音源制作などを行っていく仕事となります。それ以外に、新人アーティストの発掘、育成などを担当することもあるなど、業務内容は多岐にわたるそうです。
レコード会社によっては、レコーディングプロデューサー候補のことをレコーディングディレクターと呼んでいる場合もあるようです。
2008年09月更新