私はコンサートスタッフのPAエンジニア、ライティングエンジニア、特殊効果制作の3つの仕事に興味を持っているのですが、それぞれの仕事内容はどのようなものになるのでしょうか。
コンサートにおけるPAエンジニア、ライティングエンジニア、特殊効果制作の仕事内容は以下のようになります。
○PAエンジニア:
PAエンジニアとは、「Public Address System(PA)」と呼ばれる音響機材を使って、それぞればらばらの音量を持つ様々な楽器や歌声の音量調整をし、観客や演奏者にとって聴きやすい音声を提供する職業です。
音楽のミキシング作業の他、舞台上のマイクセッティング、コンサート前の舞台の設営などに関わることになります。力仕事がつきものの職業となりますので、この職業を目指す場合、体力があることは必須条件となるようです。
○ライティングエンジニア:
ライティングエンジニアとは、その名の通り、舞台の照明を担当する職業で、光を利用したコンサートの視覚的な演出を行います。
コンサートの事前に演奏曲に合わせた照明プランを組み上げ、コンサート当日には配置された数十~数百の照明をプランに合わせて操作していきます。こちらの仕事も力仕事が多いため、やはり体力が必要とされるようです。
○特殊効果制作:
特殊効果制作とは、紙吹雪(キャノン砲)やスモーク、電飾などの仕掛けを用いて、コンサートを演出する職業です。
あらかじめ各種の仕掛けを舞台に仕込み、コンサート本番では事前に立てたプラン通りに仕掛けを動作させ、コンサートを盛り上げていきます。
特殊効果の種類によってはリハーサルができないものもあるため、事前の入念な準備が必要とされます。
インターネット上の検索サイトなどを利用して、これらの職業に関する情報を探してみると、実際にコンサートスタッフとして働いている人のブログなどを見つけることができると思います。
それらのサイトでは、実際に現場で働いている人達の生の声を読むことができると思いますので、時間が取れるときに、あなた自身で調べてみることをおすすめします。
2008年09月更新