回答

文系から看護師を目指す人もいますが、看護系の学校や学部・学科は基本的には理系となります。

そのため、可能ならば高校での文理選択では理系を選択しておいた方がよいでしょう。

看護系の学校では、生物、化学などの知識が必要となってくる場面が多いため、入試科目としてそれらの科目がある場合はもちろん、進学した後のことを考えても、高校の時点でしっかり生物、化学を学んでおいた方がよいことになります。また、看護系の学校で入試科目に数学が含まれている場合もあるでしょうし、生物や化学にも数学の知識が必要とされますので、数学も必要となってきます。

看護大学を目指す場合、入試科目の中に理系科目が含まれる可能性が高くなりますので、より高校での理系選択が重要になってくると思われます。理系に進まないと看護大学には行けなくなるという話は、おそらくはその辺りの事情から出てきた話なのでしょう。もっとも、私立の看護大学の中には、文系科目中心での受験（国語、英語、生物または化学の選択の3科目など）が可能な大学も存在しますので、理系選択でないと絶対に看護大学に入れないということはありません。ただ、その場合でも入学後に生物や化学の知識は必要となりますので、やはり理系を選択しておいた方が有利にはなります。

2022年03月更新