アニメーションなどで声優の声を録音する仕事は何という職業なのでしょうか。 また、その仕事に就くためには、どのような資格を取った方がいいのでしょうか。
アニメや映画の吹き替えなどで声優の声の録音を行う職業は「ミキサー」となります。
この仕事の内容は、声優の台詞を作品中で使いやすい形に綺麗に録音すること、となります。
具体的にはアフレコの最中にリアルタイムで録音音量の調整をしたり、音割れを防ぐために事前に録音機器のセッティングをしたり、台本をめくる音が入ってしまったときに録り直すかどうかの判断をしたりします。
ミキサーはアフレコでの録音以外にも、アフレコ後のダビングも担当します。
ダビング作業では、音楽の入れ方や効果音を入れるタイミング、台詞の音量などを、演出の意図を読み取って編集していく必要があります。
ミキサーになるために必要な資格は特にないようですが、仕事柄「耳」を鍛えておくことと体力をつけておくことが必要となるようです。また、録音機材以外にPCを扱う技能も必須となりますので、そちらの勉強もしておく必要があります。
2013年02月更新