パン職人になりたいのですが、必要な資格がわかりません。
パン職人になるのに必須となる資格は存在しません。
職人の技能レベルを証明する「パン製造技能士(2級、1級、特級)」という資格は確かに存在しますが、その資格がなければパン職人として働けないというものではありません。
ですので、パン職人を目指す場合は、適当なパン屋に飛び込みで就職をして修行するか、パン作りについて勉強できる学校に進学し、技術や資格を身につけてからパン屋に就職するかのどちらかになると思われます。
パン職人に関係する資格としては、他に「製菓衛生師」の資格もあり、専門学校などでは「パン製造技能士」の受験資格と共にこちらの資格も取れるようになっていることがあるようです。製菓衛生師の資格も、パン職人になるのになくてはならないという資格ではありませんが、持っていれば就職の際に有利になる可能性があります。
また、いずれ独立をして店を出すことを考えるのであれば、「食品衛生責任者」の資格も必要となります。「製菓衛生師」の資格を持っている人ならば食品衛生責任者になれますので、そういった意味でも「製菓衛生師」の資格は取っておいて損はないようです。
2008年06月更新