幼稚園の体育の先生ってどうすればなれますか?
幼稚園教諭の場合、中学校や高等学校の教員とは異なり、教える教科ごとに別の教員免許が必要となることはありませんので、幼稚園の体育の先生になるのに必要となる資格は、一般の幼稚園の先生同様、幼稚園教諭の教員免許となります。
幼稚園の先生になるには、幼稚園教諭養成課程のある大学・短大・専門学校などに進学し、必要な科目を履修、卒業し、その後、採用試験を受けて公立、私立の幼稚園に就職する必要があります。
幼稚園教諭の資格が取れる学校は、主に保育系の学校となりますが、こういった学校では、幼稚園教諭の資格と同時に保育士の資格が取れることが多いです。
幼稚園教諭の資格では幼稚園の先生にしかなれませんが、保育士の資格を持っていれば、保育園や児童館などの児童福祉関係の施設にも勤めることができるようになりますので、就職先の幅を広げることができます。また、最近の幼保一元化(幼稚園と保育園をひとつの施設にしようとする傾向)の流れもあり、幼稚園教諭の資格と保育士の資格の両方を持っていた方が幼稚園にも保育園にも就職しやすくなりますので、できるならば両方の資格が取れる学校に進学することをおすすめします。
2008年06月更新