私は将来、小学校の教師になりたいと思っています。どういった進路を選べば良いでしょうか?
小学校の先生になるには、まず「小学校教員養成課程」のある大学あるいは短大などに行き、そこで小学校教員の免許をとる必要があります(大学の場合は1種免許、短大の場合は2種免許になります)。学校で、教員に関する科目を勉強して免許をとることができたら、次に「教員採用試験」を受けます。小学校の先生の場合、全科目を教えなければいけないので、筆記試験に加えて、水泳やピアノといった試験もあります。
採用試験に合格すると、採用候補者名簿に登録されます。ただ名簿に載ったから採用されるというわけではなく、名簿の中から、その年に必要だとされる人数が採用されます。なお、私立の小学校の場合は、学校ごとに個別に採用試験を行います。
また、教員養成課程のある学校に行かなくても、「教員資格認定試験」という試験を受けて合格すれば教員免許(この場合は2種免許になります)をとることができますが、一般的には教員養成のコースがある学校に行く人の方が圧倒的に多いようです。(まつかわ)
2013年02月更新