私は音楽雑誌の編集者と楽器のリペアマンのどちらかの職業に就きたいと思っているのですが、どちらを選ぶべきか長いこと決められずにいます。どうしたら良いでしょうか。
音楽雑誌編集の仕事と楽器リペアの仕事で迷っているということですが、私はまだまだ「これ!」と決めなくてよいと思います。
具体的に何をしたらいいのかというと、まずはその両方の仕事のことをもっとよく知ることです。おそらくイメージとしてどちらも充実しておもしろそうな仕事かもしれませんが、実際その仕事に就くことになると、どんな仕事でもそうですが、辛いことやとても大変なことが山ほどです。雑誌編集だったら徹夜続きになることだってあるし、リペアの仕事は一人前の職人になるまで収入が安定するかわからなかったり。辛い状態に陥っても「やるぞ!」と続けていけるものがきっとあなたに一番適している仕事だと思います。
調べ方としてオススメなのは、音楽・音楽ビジネス系の学校の学校説明会や体験入学に行ってみることです。その学校に進学するしないは別として、学科の内容を聞くことによって、仕事の内容についてもっと知るきっかけになります。音楽雑誌の編集であればマスコミや編集の分野、リペアなら美術や工芸の分野も一緒に調べてみるといいでしょう。もっと視野が広がり、もっと具体的な道が見えてきて、決め手が増えると思いますよ。(津田)
2006年03月更新