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私の将来の夢は舞台役者です。私は自分に自信がなく、何をやっても無駄と思い…

(2020.2.17)

私の将来の夢は舞台役者です。
私は自分に自信がなく、何をやっても無駄と努力せずすぐに楽な方に流れてしまいます。演劇は好きだし、演劇をしてない私は私じゃないように感じる一方、ただ承認欲求のために続けたいと思ってるような気もしています。
大学は資格を取るために行くつもりです。
今は小劇団に所属してます。
これから続けるとして、どうしていけばいいのかアドバイスをお願いします。

山本太陽からの回答

山本太陽

『将来の夢は舞台役者』
ざっくり『役者』ではなく『舞台役者』と既に定まってるところが素晴らしいです!ドラマや映画などの『役者』と『舞台役者』は全く別物なので、貴方がなぜ『舞台役者』を選んだのか是非聞いてみたいです!

役者において『何をやっても無駄』というのは少しもったいないかもしれません。私は仕事として役者をするようになってから、全く無駄がなくなりました。

例えば、寒い季節に何時間も走った経験があれば、息遣いを思い出すだけで、血の味を感じるような呼吸の演技ができるようになります。バイクの免許を取得して乗車することで、バイク乗りに適した服装がわかるようになり、自分で衣装を用意することができます。悔しい時や、失敗したときも、気持ちをちゃんと理解して覚えておくことにする。日常生活でできる範囲でいいんです。『経験』という武器を身につけることで、役者としてのスキルアップになります。

演技が上手いと言われてる方々は、テクニックが上手いわけではなく、その日常生活の経験を感じ、身体で覚えておくことが得意な人たちです。『演劇をしてない私は私じゃないように感じる』そう感じているなら、すごいチャンスです!

日常生活にも演劇を取り入れればいいんです。

今は、承認欲求でもいいじゃないですか!舞台に立ち続けていればいつか、承認欲求を超える欲求に出会えます。

興行師のP.Tバーナムは『崇高な芸術は人を幸せにすること』と、気がついたように、続けることによって、貴方にしかすることができないことに気がつくと思います。

役者は貪欲でないと続けることはできません。そして、継続は力になります。

いつか同じ舞台に立てるよう、応援しています!!!

【すぐにできること】
小劇場で活動する上でやっておいてよかったことは舞台照明などの裏方の会社のアルバイトをしたことでした。自分が照明を打つことによって、照明さんの入ってほしい舞台での立ち位置がわかるようになります。裏方の知識があると、小劇場ではどんな舞台でも必要とされる役者になれます。

山本太陽

相談のポイント

  • 日常生活の経験、その時起こった感情を理解し、覚えておく
  • 続ける事によって気づけることがある
  • どのような欲求であっても、続ける力になる

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