幼稚園の時からの憧れの仕事
保育士を目指したきっかけは、幼稚園の先生をしていた母の影響でした。大学は、保育士と幼稚園教諭の両方の資格が取得できる学部・学科を選びました。もともとは幼稚園志望でしたが、いざ実習に行ってみると、私には保育園の方が自分の性格に合っていました。今の職場は0歳児から5歳児までですが、小さな子どもたちは魅力的でかわいらしいですね。
保育現場でなければ分からない喜び 自分の良さを出しながら向き合いたい
1987年、神奈川県生まれ。4年制女子大学の保育系の学科に進み、保育士と幼稚園教諭一種免許状の2資格を取得。「横浜保育室 SUNSUNキッズあいらんど」に勤務し、保育士3年目。2歳児クラス「すみれ組」を担当。
保育士を目指したきっかけは、幼稚園の先生をしていた母の影響でした。大学は、保育士と幼稚園教諭の両方の資格が取得できる学部・学科を選びました。もともとは幼稚園志望でしたが、いざ実習に行ってみると、私には保育園の方が自分の性格に合っていました。今の職場は0歳児から5歳児までですが、小さな子どもたちは魅力的でかわいらしいですね。
現在、担任をしている2歳児は成長が早く、半年も経つとたくさん話せるようになります。「依子先生」と呼ばれた時はすごく嬉しかったです。
本園は、基本的にできることは自分でやらせる方針です。最近は着替えやご飯も自分でできるようになってきたので、様子を見ながら手伝ったり、状況によって自分でやらせてみたり。1年間一緒に過ごすからこそ分かる子どもの性格の違いに合わせて、対応の仕方を変えてみたりもします。
そして、2~3歳児は赤ちゃんから幼児への移行期なので、「お兄さんやお姉さんになりたいな」と思えるように接しています。また、「ありがとう」「ごめんなさい」などの挨拶の大切さをちゃんと伝えられるように心がけています。
1年の中で9~10月は、運動会や遠足、クリスマス会などの準備や行事が集中する繁忙期です。今年の秋には、運動会全体の総括役を担当させていただいたのですが、実は全然うまくいきませんでした。運動会自体は何とか成功に終わりましたが、周囲に助けられたり、怒られたりと、これまででいちばん辛かったです。その中で「辛いけれども学べることを探していこう」と決意できたことは収穫でした。
就職活動時は一般企業を選ぶ友人もいて、迷った時期もありましたが、やはり子どもと関わりたくて保育士の道を選びました。大学4年の時からアルバイトをしていた現在の勤務先の先生から、「合場先生に来てほしいな」と声をかけていただけたことも背中を後押しました。せっかく保育の資格を取得するのなら、一度は保育園で働いてから道を決めるといいと思います。実際に働いてみなければ分からない喜びをぜひ感じてほしいです。