専門学校 富士リハビリテーション大学校の学校情報

身体の構造と機能の基本を学ぶ【基礎医学実習室】

入学後は様々な科目の勉強が始まりますが、医療の勉強は「基礎医療科目」と「専門医療科目」に大別されます。基礎医療科目の中でも最も大切で、今後の学習のベースとなる科目が「解剖学」です。私たちの身体を構成する骨や筋肉、神経等の名称や役割を正しく理解する科目です。 富士リハは、この「解剖学」を非常に大切にしており、全ての学生が確実に修学できるよう充実した数の模型を揃えています。模型にもさまざまな種類があり、骨模型・筋肉模型（上肢、下肢）・脳模型・心臓模型など。学生は充実したこれらの模型を活用しながら身体の構造について理解を深めていきます。 基礎医学実習室は、そんな解剖学の授業を受ける、本校の学びの原点ともいえる教室です。

日々の暮らしで必要な筋力や動作を身に付ける【日常動作訓練室】【ADL室】

一般的なリハビリテーションでは、起き上がる・歩く・手を挙げる等の基本的な身体の動きを取り戻した後、対象の方が病院からご自宅や学校、職場等に復帰した際に必要となる「日常動作」の訓練が行われます。この日常動作の事を医療用語で「ADL」と呼び、本校では日常動作訓練室（ADL室）にて、専門的な検査方法や治療・訓練技術を学びます。 日常動作訓練室には、実際の家を想定したキッチン、食卓、浴槽、お手洗い、和室等が完備されており、生活の中で行う食事や着替え、入浴、お手洗い、車いすへの移乗などの生活動作をイメージして実際に近い状況で授業を行うことができます。

実技や実習の時間が多いから理解が深まる【治療室・機能訓練室】

富士リハの大きな特徴は、一般的な大学や他の専門学校と比較して実習の時間が非常に多いこと。座学で学んだ知識を基礎とし、実際に怪我や障がいを治療するための技術を身に付けるのが「治療室」と「機能訓練室」。 実際の病院での治療経験豊富な教員の治療を手本とし、自分自身ができるようになるまでクラスの仲間と一緒に繰り返し練習します。実技授業の際は、40名のクラスに3名以上の教員が入り、学生の近くでしっかりと習熟度を確認します。うまくいかないときはすぐに教員に声を掛けられる距離感で毎日勉強できるのが富士リハの良いところ。 在校生全員の国家試験合格に向け、日々前向きに練習に取り組むことができる環境が整っています。