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総合型選抜・AO入試必勝法 進路決定の流れ ~高校3年生4月から3月まで

高校生にとって進路を選択するのに最も大切な時期は高校3年生です。この時期には、卒業後に進む分野の入試や面接の準備が必要になってきます。では、いつ、どのようなことをすればいいのでしょうか。高校3年生のスケジュールを私立大学・短期大学、専門学校、就職の進路別にご紹介します。なお、スケジュールは、生徒個人・志望する学校や職場によって異なります。

私立大学・短期大学の選考方式とスケジュール

総合型選抜

総合型選抜は、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技などのさまざまな選考方法で受験生の可能性とアドミッションポリシーに合っているかを評価する入試方法。エントリー受付のスタートは6月末頃で、出願は9月1日以降。合格発表は11月以降。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は、高校の学校長推薦に基づき、書類審査や面接、小論文などにより合否が決まる入試方法。出願は11月1日以降に開始し、選考は11月~12月。合格発表は12月以降。

一般選抜

私立大学・短期大学の一般選抜は、出願時期が12月中旬~3月下旬。試験は1月下旬~3月下旬に行われ、合格発表は2月上旬~3月下旬。

大学入学共通テスト利用選抜

私立大学の入試では、各大学が個別に実施する試験を受ける場合と、大学入学共通テストを利用する場合があります。

大学入学共通テストを利用する入試の場合、9月下旬~10月上旬に共通テストの出願を行い、1月上旬に共通テスト利用の私立大学に出願、1月中旬に共通テストを受験します。

専門学校の選考方式とスケジュール

順次選考型

一般入試は、最盛期の11月から翌年3月までの募集期間中に複数回の選考を実施するもの。5~6回程度が一般的で、専門学校入試に多い方式。

選考日設定型

所定の出願期間に対応する選考日があらかじめ決められているもの。学科試験や実技試験など、何らかの試験が課せられる場合が多い。

出願順入学決定型

願書の提出をもって自校への入学を即許可するというもの。受験に対する煩わしさがない反面、選択する際には熟慮も必要。

進路決定の流れ

高校生の就活の主な流れとルール

高校生の就職活動では、高校が行っている就職紹介を利用することになります。高校3年生の5月段階で、学校がハローワークに就職希望者を報告することになっています。卒業後に就職を希望する人は、それ以前に希望を学校側に伝えておく必要があります。就活のスケジュールや採用のルールも細かく決まっているので、しっかり把握した上で就活の準備をしていきましょう。

就活の主な流れ

高校生・高校の動き ハローワーク・企業の動き
4月

高校生
学校に就職希望を伝える

5月

高校
ハローワークに就職希望者を報告

6月

企業
6/1 以降に企業からハローワークに求人票を提出

ハローワーク
企業から提出された求人票に確認印を押して返却

企業
ハローワークから返却された求人票を高校に提出し、生徒の推薦を依頼

7月

高校
7/1に全国一律で求人票を公開

高校生
求人票に基づいて高校から進路指導を受ける
7月下旬に職場見学に参加

企業
7月下旬に職場見学の実施

8月

高校
9/5以降に学校から企業へ求職者である生徒の推薦開始

高校生
9/16以降:就職試験開始/内定通知

就活の主なルール

1人1社制

1人1社制とは、「1人の生徒が学校の推薦で応募できる企業は1社まで」とするルールです。できるだけ多くの生徒に応募の機会があたえられ、また、採用選考が短期間で行われるようにこの制限が決められています。

しかし、近年の求人状況などの変化を踏まえ、いままでのやり方を見直す動きが出ています。例えば、1人1社制で就職活動をするのを一定の期日までとし、その後、期日を決めて複数企業に同時に応募できるようにしたり、学校間で求人情報を共有したりするなど、現在は、地域の実情に応じた対応策が取られはじめています。

履歴書は統一応募用紙を使用する

高校生の就職活動で履歴書を書く際は、全国高等学校統一用紙を使うことが決められています。各学校に準備されているので先生方に確認してみるとよいでしょう。また、文部科学省のHPにPDFファイルが載っていますので、ダウンロードして利用することも可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

参照元:文部科学省全国高等学校統一応募書類

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