社会学部では具体的にはどのような勉強をするのでしょうか?
おおざっぱに説明すると、「人と人が集まったところ」「集団」を分析するのが社会学です。
たとえば「マス・コミュニケーション学」。マス(大衆)メディアと人々にはどんな関係が結ばれているのか、なぜ情報操作が可能なのか、どうしたら防げるのか、といったことを探究します。
あるいは、「国際化」の研究。英語が話せるなんてことではなく、ちゃんと「国際化」するにはなにが必要なのか、といったことを考えていきます。
また、「こういうことが社会では言われてるけど、本当は違うんじゃないの?」といったことを探っていくのも社会学の一つです。
「社会学」と一口にいっても、扱う領域は「社会」という言葉同様、多岐にわたっています。「社会学部」という名称でも、大学によって、学ぶ領域がかなり違ってきたりしますから、チェックが必要です。興味ある大学に足を運んで、実際の講義にもぐってみたりするのが、「社会学」を理解する一番の近道かもしれませんね。(山口)
2005年08月更新