回答

　まず、奨学金ですが、編入学をした場合でも多くの場合は利用できるでしょう。

　例えば、日本学生支援機構の奨学金であれば、有利子の第二種奨学金は継続して貸与を受けることができます。加えて、編入先の大学の学校独自奨学金も利用できる可能性がありますので、編入学前に確認をしておきましょう。



　編入学についてですが、短期大学卒業の資格があれば、基本的には4年制大学へ編入学することができます。

　ただし、看護系や栄養系など、専門的な学科への編入学は同分野の短大を卒業していないとできないことが多いので注意が必要です。

　例えば、管理栄養士になるために、4年制大学の栄養学科への編入学を希望する場合、栄養系短大の卒業生でないと出願資格を得られないなどです。



　近年では、短大→4年制大学への編入学を推奨する短大も増えており、受験サポートが受けられたり、推薦を受けられたりすることもあります。編入学を前提として学校選びをするのであれば、そのあたりにも注意をしておきましょう。

2016年12月更新