海外留学をしている高校2年生です。 現地の高校を卒業した後に、日本の大学に入りたいと考えているのですが、世界情勢や世界の歴史について学べる学部はあるでしょうか。 日本の大学や入試について、まるで知識がないので、アドバイスをいただければと思います。
世界情勢や世界の歴史についてまとめて学びたいということであれば、国際関係学部などが合っているかと思います。
英語をはじめとする語学の勉強と共に、各国の情勢や歴史、文化、宗教などについて学ぶことができるはずです。
国際関係学を学べる学部・学科は、一般に社会科学系(政治、経済、法律など)と人文科学系(文化、歴史、宗教など)に分かれており、それぞれ重きを置く分野が異なってきますので、どちらの系統の学部に進むか、事前によく検討しておきましょう。
入試についてですが、海外の高校を卒業してから日本の大学に進学する場合、帰国生入試を利用できる可能性があります。
大学によって出願条件は異なりますが、最終学年を含む2~3年間を海外の高校で学び、卒業していれば、出願可能な場合が多いと思われます。
ただし、国公立大学の場合、保護者の海外赴任への同伴が原因で海外教育を受けた場合でなければ受験できない(高校留学生は出願不可)ことが多いようです。
海外の高校と日本の高校とでは教育レベルが異なるため、高校留学をしていた生徒は一般入試での合格が難しくなる傾向があります。ですので、少しでも有利になる入試方式がないか、志望大学の公式サイトなどで情報を集めておきましょう。
2016年11月更新