スタジオマンに興味を持っています。 カメラマンの卵が務める仕事だと聞きましたが、この仕事を一生の仕事にすることはできるのでしょうか。 また、大学のどの学部からなら目指せますか。
ご相談にも書かれている通り、スタジオマンというのはカメラマンを目指す人がステップアップのために経験する職業というイメージがあるようです。
働くスタジオにもよりますが、体育会系的な上下関係がはっきりとした仕事で、体力もかなり必要とされるそうですので、事前にネットなどで詳しい情報を集めるようにして、理想と現実のミスマッチを防ぐようにするとよいでしょう。
カメラマンを目指さなくてもスタジオマンとして働くことは可能だと思います。撮影を行わないスタジオスタッフの求人もいくらかはあるようです。
ですが、小さなスタジオではアルバイトで済ませてしまうことも多いようですので、正社員としての採用を目指すのであれば、ひとまず大きなスタジオ(あるいは企業)に就職することを想定した方がよいでしょう。
大きなスタジオは競争率も高く、求められる技能・知識も「カメラマンを目指す人」と同等のものが求められます。加えて、なぜスタジオマンになりたいのかという理由も説明できなければ、採用面接をパスすることは難しいでしょう。
まずは自分がスタジオマンとしてどのような働き方をしたいのか、考えてみることをおすすめします。
その働き方を実現できるのが大きなスタジオのスタジオマンなのであれば、写真技術と知識を身につけてからスタジオの求人にチャレンジしてみるとよいと思います。
スタジオマンを目指せる学部ですが、やはり写真関連の学部になると思われます。
そのような学部は、芸術学部、造形学部、造形芸術学部などといった名前がついているところが多く、これらの学部の中に、写真学科、写真映像学科などという名前で写真専攻の科が設けられています。
なお、写真が学べる専門学校もありますので、そちらの進路も検討しておくとよいでしょう。
2014年02月更新