カメラマンになるための道程は険しい、とよく聞きますが、どのくらい大変なのでしょうか? 写真スタジオのアシスタントを何年かやって経験をつめば、将来満足な収入を得られるのですか?
一口にカメラマンと言っても、様々な種類のカメラマンが存在します。報道カメラマン、スタジオカメラマン、スナップカメラマン、風景写真家などなど……。
あなたがどのようなカメラマンを目指しているのかによって、カメラマンになるまでの道程の険しさは変わってきますので、一概には、どの程度大変なのか、ということはできません。最近では、プロのカメラマンがインターネット上でサイトやブログなどを開いていることも多いようですので、そのようなサイトに書かれている経験談などを参考にしてみても良いでしょう。
写真スタジオのアシスタントを数年経験すれば、将来、十分な収入が得られるのか、ですが、これはどのような種類のカメラマンを目指すのか、によって違ってくると思います。
写真館などで記念写真や証明写真を撮るスタジオカメラマンを目指すのであれば、写真スタジオで必要な技術を身につけていけば、十分カメラマンを職業としていけるかもしれません。ですが、フリーのカメラマンを目指すのであれば、そうもいかないと思います。
フリーのカメラマンが生計を立てていくために必要となるものは、撮影技術だけではありません。仕事を取ってくるために必要となる営業能力と人脈、実績や経験なども必要とされることになります。ですので、アシスタントをしている間に、それらのものを身につけていくようにしなければ、十分な収入を得たり、独立したりすることはなかなか難しいでしょう。
まずは自分がどのようなタイプのカメラマンになりたいのか、ということを良く考えて、それから進路を決めていくようにすると良いと思います。
2008年06月更新