C言語などのプログラミングに興味があるのですが、高校ではどの科目に力を入れて勉強すればよいでしょうか。
プログラミングに興味があるのであれば、数学、理科、情報、英語あたりの授業は受けておいてよいと思います。
数学、理科(物理)、情報については、直接、プログラミングに関わってくることも多いものです。
例えば、とあるピンボールゲームなどは、空気抵抗まで計算に入れてボールの挙動を決めていたそうです。このようなプログラムを組む場合には、数学や物理の知識が大いに役立つでしょう。
英語についても学んでおいて損はありません。C言語を含むプログラミング言語の多くは、英語をベースに作られており、命令文やエラーメッセージなどは、基本的に英語ベースのものとなっています。
また、プログラミングやコンピューター関連の新技術は、海外から登場することが多いため、英語圏のWebサイトを問題なく利用できる程度の英語力を身に付けておくと、情報収集の面で有利になります。
科目ではありませんが、コミュニケーション能力を身につけておくことも大事です。
現在のコンピューターシステム開発では、ほとんどの場合、複数のプログラマー、ディレクターなどがチームを組んで仕事をしていくことになります。規模が大きいプロジェクトですと、100人以上のプログラマーが同じ案件に関わることもありますので、チームの和を乱さず、一団となって成果を上げられるプログラマーが求められています。
2013年05月更新