この春からコンピューター関係の専門学校に進学することが決まったのですが、私はプログラムが苦手で、現在通っている商業高校の情報処理科の授業にもついていけなくなっているような状態です。このような状態で、進学してしまっても大丈夫でしょうか。
進学にあたって、色々と不安も多いと思いますが、そこまで心配しなくても大丈夫だと思いますよ。
専門学校には、今までプログラミングをまったくしたことがない、という人も入学してくるものです。そのため、専門学校のカリキュラムは、初心者を想定した内容から始まることが多くなっています。それを考えれば、高校時代に情報処理科でプログラミングを学んでいるあなたは、最初の時点から他の人よりアドバンテージを持っていることになります。
専門学校では、授業時間に既に学んでいることの復習をしつつ、空いた時間で高校の授業で詰まった部分の理解や修得を目指すようにすれば、きっと問題のないレベルまでプログラミングを身につけていけるものと思います。
もし、今の時点で不安でならないようなら、ともかく動いてみることです。
人間、ああだこうだと悩んでいるだけで、問題解決への努力をしないでいると、より一層気分が落ち込んでしまい、問題を解決しようとする気力すらわかなくなるという状態になるものです。
ですので、まずは高校の授業で分からなかった部分を復習して、理解できるように頑張ってみると良いと思います。プログラミングを理解するよう努力をしている、というだけでも、気分に張りが出て不安がやわらぐと思いますよ。
独力で理解できない部分があるようならば、高校の先生に質問ができる今の内に、きっちりと分からない部分の解説をしてもらって、理解するようにしていくと良いでしょう。
そのような努力を続けていれば、自然と不安が自信に変わっていくと思います。
最後に、これは私の経験になるのですが、勉強できるときに勉強をしておいたほうが将来、後悔しないと思います。
私は学生時代に分からないことを分からないままにしておいてしまったため、実際にプログラマーとして働き出してから、すごく苦労をしたものです。このことは情報処理という分野だけではなく、すべての分野に共通して言えることだと思いますよ。
良いプログラマーになることを目指して、頑張ってみてくださいね。(サカイ)
2008年09月更新