私は将来、プログラマーになりたいと思っています。 ですが、家にはパソコンもなく、知識もほとんどありません。今、何をしたら良いでしょうか?
プログラミングには論理的な思考能力が必要とされますし、作成するプログラムの内容によっては、数学、物理の知識が必要になってくることもありますので、パソコンを手に入れるまでの間は、数学、物理などの理系科目の勉強に力を入れてみると良いと思います。
また、市販されているプログラミングの入門書を読んで、プログラミングの基本的な概念について学んでおいても良いでしょう。C言語やjavaのようなプログラム言語であれば、無料で開発環境を入手できますし、汎用性が高く、利用者も多いため、初心者にもおすすめできます。
このようにパソコンなしでもプログラミングの勉強の前準備的なことはできます。
ですが、本格的にプログラミングの勉強をするのであれば、やはりパソコンは欠かせないものとなります。プログラマーは、実際にプログラミングをして、エラーを出し、問題点を見つけて修正し、といったトライアンドエラーの繰り返しで実力をつけていくものです。それを考えるならば、できるだけ早くパソコンを手に入れて、プログラム開発環境を構築し、実際にプログラミングをしていくのが一番となります。
最近はパソコンも安くなっており、学生でも十分入手が可能となっています。また、あなたのご親戚やお知り合いに訊ねてみれば、プログラミングの練習程度の目的になら十分に使える型落ちのパソコンを手元に眠らせている人がいるかもしれません。パソコン好きの人であれば、型落ちのパソコンを3~4台余らせていることも珍しくはありませんよ。
今の時期は受験勉強の都合もあって、パソコンをいじっている暇はないかもしれませんが、進学後、すぐにパソコンを使えるよう、あらかじめ手配をしておいても良いと思います。
2008年10月更新