気象関係の仕事に就きたいと考えています。 予報関係ではなく、気象を研究したいと思っているのですが、このような場合はどのような大学(学部)に進んで、どのような職場に就職すればよいのでしょうか?
気象学について専門的に学べる大学はあまり多くないようです。
ただ、理学部や工学部などに設置されている「地球科学」「地球物理学」などといった言葉を冠した学科・コースであれば、気象について学べる可能性が高いと思われます。
ですので、進路ナビのキーワード検索機能を利用して「地球」というキーワードで情報を探して、見つかった大学からパンフレット(学校案内)を取り寄せ、詳しいシラバスやカリキュラムを確認してみるとよいでしょう。
研究者志望ということであれば、大学で所属する研究室が重要になりますので、「気象」「気候」「環境」「自然」「大気」といった言葉を手がかりに、学部・学科内の研究室についても調べておくことをおすすめします。
気象の研究ができる職場ですが、気象庁(気象研究所)、気象大学校、気象会社、気象学の研究を行っている大学などになると思われます。
ちょっと変わったところでは、自衛隊でも、気象の研究をしている(軍事行動に気象は大きな影響を与えるため)ようですので、候補の一つとしておいてもよいでしょう。
詳しくは、気象学が学べる大学のオープンキャンパスなどに参加して、個別相談コーナーで、直接、大学の先生や関係者に話を聞いてみることをオススメします。
2012年10月更新