警察事務と市役所などの事務の違いについて教えてください。 また、警察事務になるのに、有利になる大学の学部についても教えてもらえるとありがたいです。
警察事務も、市役所などの事務職も、公務員の採用試験に合格することで就ける職業という点では同じです。
「警察」事務といっても、警察官とは試験区分が異なり、警察官採用試験で採用されるわけではありません。身体基準や体力検査もありません。
警察事務は、予算編成や職員の福利厚生、人事、広報、情報管理といった一般的な業務に加えて、遺失届けの受理や拾得物の管理、免許更新、道路使用許可などの各種窓口業務、犯罪や交通事故の統計など、警察独自の業務も行います。
配属される部署によって業務内容は変わってきますので、詳しくは各都道府県の警察の公式サイトなどに用意されている職種紹介のページを見てみるとよいでしょう。
警察事務は、警察というある意味で特殊な場所で働く仕事であるため、就業時間が不規則であったり、上下関係や規則が厳しかったりします。旅行に行くにも事前の申請が必要などといった細かい決まり事もあるようです。
公務員の採用試験は、法律関係の問題が出題されることも多いので、法学系の学部・学科に進んでおくと若干有利になるかもしれません。しかし、大学の勉強だけで公務員の採用試験に合格するのは難しいため、どの学部・学科に進んだとしても、予備校や通信教育などを利用して受験勉強をしていく必要があります。そう考えると、どの学部・学科を選んでも、大差はないといえます。
2021年07月更新
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