大学に進学するためには、高校でどのような科目を選択しなければならないのですか?
めざす大学や学部・学科によって、入試時に必要となる科目はまるで変わってきてしまいます。
ですので、まずは、将来、何になりたいのか、何を学びたいのか、などから目指す学部・学科を決めることから始めてみるとよいでしょう。
例えば、看護師をめざす場合であれば、看護師国家試験受験資格を得るために、看護系の大学・短大や専門学校に進学する必要があります。これらの学校では、一般入試や推薦入試が行われていることが多いですが、人の命を預かる仕事だけに、どちらの入試方式でも学科試験が行われます。
医療系の学部・学科は、ほぼ理数系に分類されるため、これらの学部・学科の学科試験では、多くの場合、理数系の科目が課されることになります。看護学部・学科であれば、生物や化学、数学、英語などの試験が行われることが多いでしょう。
同様に、法学部をめざす場合であれば、英語、国語、地歴・公民などの学科試験が行われることが多く、理学部をめざす場合であれば、数学や物理、化学などの学科試験が行われることが多くなっています。
入試に関する詳しい情報は、各学校の学校パンフレットに書かれていることが多いので、適当な時期に資料請求をして、確認をしてみるとよいでしょう。
また、近年では、大学入試の方式が多様化しているため、どの入試方式を利用して受験するのかによっても勉強のやり方は大きく変わってしまいます。うまく入試方式を選ぶことで、自分の学力以上のレベルの大学に合格できることもありますので、今の内に大学入試の方式について学んでおくとよいと思います。
大学入試の基礎知識は、進路ナビのコラム「大学入試を知ろう」にまとめてありますので、まずはそちらに目を通してみることをおすすめします。
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2012年02月更新