マンガ編集者の仕事内容について教えてください。
立場によってマンガ編集者の仕事には違いが出てきます。
例えば、漫画家の担当編集者であれば、漫画家とマンガの内容について打ち合わせをしたり、編集作業(文字校正や写植貼りなど)をしたり、原稿の催促をしたり、漫画家の身体的、精神的なケアを行ったりします。資料集めや漫画家の取材旅行の準備なども、編集者が行う場合が多いようです。
また、担当しているマンガがアニメ化などされた場合は、関連各社と漫画家との間の連絡窓口になるなど、広報的な仕事もしていくことになります。
ある程度経験を積み、実績を挙げ、編集部内での立場が高くなってくると、マンガの企画を立てたり、新人発掘を行ったりもします。
マンガ編集者は、マンガが発表される前に最初に作品に目を通す読者であるため、編集者の反応に一喜一憂する漫画家も多いようです。そういった意味でも、マンガ編集者は漫画家にとって重要な役割を持っていると言えるでしょう。
ただ、一般にマンガ編集者は、漫画家に合わせたサイクルで仕事をするため、昼過ぎに出社して、真夜中まで仕事をするなどといったことも珍しくないそうです。
そのような働き方ができるのか、といったことも含めて、進路について考えてみるとよいでしょう。
マンガ編集者について、より詳しい情報を知りたいのであれば、インターネットの検索サイトを利用して、「マンガ編集者 仕事内容」などといったキーワードで情報を集めてみるとよいと思います。
ネットを利用して情報を集める能力(ネットリテラシー)は、既に社会人にとって必須の技術となってきていますので、今の内からネットの活用に慣れるようにしておくことをおすすめします。
2011年10月更新