新聞奨学生を1年で辞めて、2年目からは別の奨学生制度を利用することは可能でしょうか?
新聞奨学会を途中退会すること自体は可能です。
ただし、新聞奨学会を途中退会した場合は、退会するまでに肩代わりしてもらった学費を一括返済しなくてはならない、などのデメリットがある場合がほとんどですので、あなたが利用している奨学会の会則を良く読んで、途中退会のペナルティがどのようなものなのか、確認してみてください。
別の奨学金を借りること自体は可能ですが、日本学生支援機構の奨学金の場合、進学先の学校に割り当てられた採用枠が少ないことが多いので、奨学金を申し込んでも採用されない可能性が高くなっています。特に専門学校の場合は、採用枠が少ないことが多いので、学校独自の奨学金がないか、あなたが住んでいる地方自治体の奨学金を利用できないか、など、色々と手を尽くして奨学金情報を集めてみると良いでしょう。
奨学金全般についての知識が欲しいのであれば、進路ナビのコラム「自力進学のススメ」に目を通してみることをおすすめします。
なお、新聞奨学金を利用して、大学や専門学校を卒業した人達の体験談を読む限りでは、新聞配達やチラシ挟み、集金の仕事などに慣れるまでの間は苦しかったが、仕事に慣れて、生活ペースをつかめるようになったら、普通に自分の時間を持てるようになった、という意見が一般的なようです。あなたの場合、新聞奨学生として働き始めてまだ一月も経っていないようですので、しばらく我慢をして仕事を続けていけば、新聞奨学生でも十分やっていける、と思えるようになるかもしれませんよ。
2009年05月更新